こんばんは、デザイナーのブンです。
現代はストレス社会…と言われていますが、みなさんはストレスを感じながら生きてますか?
特に「職場」でストレスを感じている人は、とても多いと思います。
プライベートでのストレスに関しては人それぞれの人生があり、コレをこうすればいい!とは言い切れません。
ただ、「職場」でのストレスはやり方を変えるだけで限りなくゼロに近くすることが出来ます。
- 改めまして、職場でストレスをほとんど感じずに仕事をしているブンです。
今日は実際に私がストレスとは無縁に働くために行っていることをまとめてみます。
ストレスの大半はコミュニケーション
私は職場で感じるストレスの原因のほとんどが、人間関係やコミュニケーションから生まれるものだと思っています。
・〇〇君が結果を出しているのに、自分は出せない
・同じチームの〇〇さんが、自分に対して高圧的な態度を取る
・一緒に頑張れる同期がいなくて、孤独を感じる
・いつも上司に無理難題を言われて辛い
その他にも色々とありますが、これらは全て「人」と関わることで生まれるストレスです。
つまり、コミュニケーションによってストレスが生まれている。
では「人」と関わり生まれるストレスは、「人」と関わらないようにすればいいんでしょうか?
でも、実際にはそんな事は出来ませんよね。
誰とも関わらずに仕事をすることは、ほぼ不可能です。
(※フリーランスなら…なんて思った方は甘いです。
フリーランスで働く方の方が、より多くの方と関わりながら仕事をしていらっしゃいます)
ではどうすればいいのか?
たった1つの事を忘れなければいいんです。
コミュニケーションから生まれるストレスは、コミュニケーションでしか解消できない。
頭の中にあることを、素直に全て話すこと
どんなに優しくて、どんなに思いやりのある人でも、あなたの頭の中を知っているのはあなただけです。
そして、ほとんどの人は他人の事よりも、自分の事で手一杯です。
あなたが長らく不満に思っていることがあったとしても、それに気付いている人はほとんどいません。
「こんなに私は苦しんでいるのに、なんで誰も助けてくれへんねん!!」
そう思っていた時期が、私にもありました。
何度もブログに書いていますが、一度会社を辞めようとした時です。
今考えると本当に苦しかったけど、あの時に知ったこと・学んだことはあまりに多くて、今では大切な経験だと思っています。
未来電子に戻ってくると決めた時。
「何か違うと思ったら言って欲しい。言ってくれらな、気付かれへんから」
そう言われて、ようやく気付きました。
自分は「何も言わなくても気付いてよ」って思っていたってことに。
年上だろうと、上司だろうと、相手はエスパーでも何でもない。
むしろ自分よりも、もっともっと忙しく仕事に追われているのに、なんて無茶なことを思っていたんだろうと。
「苦しい」も「助けて」も、言わないと伝わらない。
それを言わずに貯めこむから、どこかで爆発してしまう。
私たちは常に「素直に伝える」ことを忘れてはいけないんです。
選択肢では、常に「言う」を選ぶこと
ではもし、私と黒ちゃんの間で摩擦が起こったとしたらどうなるでしょうか?
(※ちなみに黒ちゃんとの間で、実際にストレスが発生した事はほとんどありません笑)
言いたいことも言えないポイズンな時〜
- ブンさんすみません、これ今日中にお願いします
- (えっなんで当日タスクやねん、あーあ忙しいのに)分かりました…やっときます…
- (めっちゃふてこいやん…でもお客様に頼まれたし…)忙しいのにすみません…
- (てかこれ私じゃなくても出来るやん、てかクリエイター側に投げるより自分らでやった方が早いやろ)これ私がやらなアカンの?
- (えっ…でもこれブンさんの仕事じゃないん…)じゃあやり方教えてください
- (だから忙しいっつーのに)やり方簡単にまとめて後で共有するわ
- (結局俺がやんのか…)じゃあ…お願いします…
めっちゃモヤモヤしますね。
じゃあ次は、素直に伝えた時を見てみましょう。
きちんと思っていることを伝えた時〜
- ブンさんすみません、これ今日中にお願いします
- 当日タスクは厳しいよ!今日〇〇のタスク入ってるねん!
- お客様に頼まれたんですけど、どうしても難しいですか?
- てかこれ私じゃなくても出来るんやけど、誰かに頼んでもいい?明日やったら私が対応出来る!
- これって業務的にブンさんがやった方がいいんじゃないんですか?
- これに関してはユーザー発行するだけやから、誰でも簡単やで!
今後メディア側でも出来るようになった方がいいし、やってみる?
- あ、そうなんですか?じゃあ次回から自分で出来るし、今教えてもらえますか?
- ごめん今はさすがに厳しいから、夕方に共有する!
- もしやってみて分からなかったら、助けてください!
- うん!分からんかったらまた連絡して!
どうでしょうか?
もちろん「伝え方」もあると思います。
しかし、思っていることをきちんとストレートに伝えて、よりお互いに良い仕事をしようとすればストレスを感じずに仕事を出来ると思います。
ネガティブを伝える時の約束
思っていることを伝えると言っても、ネガティブな事を伝えるのは難しいですよね。
・こんなネガティブな事を考えていると思われたくない。
・嫌な子だと思われたくない。
・やる気が無いように見られたくない。
だからみんな、ネガティブを貯めこんでしまい、思ってもいない方向に無意識に発散しています。
あるいは、伝え方を間違って「ひねくれた」言い方をしてしまう。
「溜め込んでいる」と思っているのは自分だけで、実際にはとっくに漏れ出してるんです。
ではネガティブな感情を、できるだけストレートに伝えるにはどうすればいいのか?
この4つを守れば大丈夫です。
①感情的な人には伝えない
目の前の人に不満があって、相手も感情的であれば、お互いに冷静になった時まで待つ。
あるいは、気持ちの余裕のある人に「中立」として立ち会ってもらうのが一番いいでしょう。
②当事者はすべてその場に
誰でもそうですが、何か問題があった時に「そもそも会議に呼ばれなかったら」どうでしょうか?
かならず話し合う内容に関わる人間は、全てその場にいる状態で話しましょう。
③伝える時誰が悪いかの話をしない
私は悪くない!相手が悪いんだ!という糾弾のし合いほど無意味なことはありません。
何を変えれば、お互いが仕事をしやすくなるのか?という事実だけを話しましょう。
④一番最後に自分の気持ちを話す
改善点や、今後どうしていくのかについて全て話し合った後、自分の気持ちも伝えます。
「辛かった」「しんどかった」「イライラした」など。もちろん相手の気持ちも聞きます。
自分で頑張る事とヘルプを出さない事は違う
会社は1つのチームです。
未来電子もまだまだ小さな会社で、全員の顔が把握できる規模です。
それぞれ良い所・悪い所はありますが、それは自分も同じです。
だからこそ助けて貰うこともあれば、助けを求める人に手を差し出す時もある。
ただ、そこにもまた新しい落とし穴がありました。
ストレスを感じずにこの1年働いてきたせいで、「自分でやりたい病」になってしまっていたんです。
以前ストレスになっていた事が、自分にとって苦痛でなくなったから、自分でやってしまう。
それが間違いだと気付いたのは、テックチームが出来てからです。
「分からないことは聞いて下さい。その場しのぎより、きちんと聞いたほうが効率がいいです」
そう言われて、目から鱗が落ちたのが2ヶ月ほど前。
何でも自分でやるのではなく、専門分野の人に頼ったり、教えて貰ったりする事。
あるいは、手があいている人に手伝ってもらう事は、チーム全体で良い結果を出す為に当たり前の事なんだと改めて気付かされました。
まだまだ自分の目線が低かったんだなーと反省し、今わたしは「コミュニケーションによって快適に働ける」そして「最も適した所に業務を配分し、かつやりたい事に挑戦出来る」環境づくりが出来るよう、試行錯誤しています。
そしてチームとしてもっともっと強くなれると思うと、また日々の仕事がワクワクしてくるんですよね。
あなたもストレスフリーにワクワク仕事してみませんか?
あでゅ〜!!
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