書籍、ブログ、メディアなどでよく見る言葉が、
「全メンバー経営者視点を持とう」
特にベンチャー企業(スタートアップ)で働いていると、
何度か言われたことがあるのではないでしょうか?
そもそも、経営者視点って何?
経営者視点とはシンプルにいうと、
「自分が社長だったら◯◯の判断・行動をするか」です。
経営者視点を持って仕事に取り組むことは非常に大切なことです。
逆に、
「現場視点を持とう」という言葉はあまり聞いたことがない。
理由としては、
書籍、ブログ、メディアなどで発言している人は経営者だからです。
しかし、実際に売上を上げているのは現場です。
では、全員が「現場視点を持とう」と思うことが大切なのか?
この問いに対して、
全員が現場視点を持つことが大切だとは言い切れない。
なぜか?
僕は経営と現場を行ったり来たりしていますが、
比率としては、
経営1〜2割、現場8〜9割です。
その中で感じることが、
社長が
経営1〜2割、現場8〜9割の比率で行動していると
会社の成長は見込めないからです。
経営者は、未来の数字を描くこと。
現場は、今の数字を上げること。
当社も創業期は代表である福本が
「経営」と「現場」どちらも実行していました。
しかし、どちらも実行しているときは、
現状のような環境を整えることはできませんでした。
現状、福本は新規事業に100%集中できている状態です。
僕としては、
福本は現場に携わる組織になると衰退していくと思っています。
常に、未来の数字を描くことに
100%集中できる環境を整えることが重要だと考えています。
つまり、
現場は、現場視点を100%持つこと。
経営は、経営視点を100%持つこと。
しかし、上記の視点をお互い持つことで、
発言・行動に対して理解できず衝突が起こす場合があります。
それらを解決する手段が、
黒田のエントリーで
あなたにとって一番のお客様は誰ですか?の文中に書かれている言葉。
【違い】を認めること、そして【共通点】を大切にする
この項目を意識するだけで、
「経営」と「現場」が円滑に回るのではないでしょうか?