2015.9.30

まだ自己啓発で消耗しているの?

常務取締役 インターン

芹生 義雄


将棋僕も昔は自己啓発本を読みましたが、

最近はめっきり読まなくなりました。

自己啓発セミナーにも全く興味がないですね。

自己啓発ってそもそも何なんでしょうか。

 

自己啓発(じこけいはつ)とは、自己をより高い段階へ上昇させようとすることである。

「より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す。

 

だそうです。

なぜ自己啓発関連に興味がなくなったのか。

 

自己啓発の結論はいつも同じ。

 

考えてみると結論が同じだからなんですね。

その結論を今から皆さんにお伝えしますので、

金輪際、自己啓発に時間を費やす必要はございません。

 

今すぐ行動しろ

 

あんなに太い自己啓発本や長い時間をかけてやる自己啓発セミナーの伝えたいこととは

たったこれだけなんですね。

少し強引かもしれませんが、だいたいこんなものです。

そんなものに長い時間を使う必要はありません。

自己啓発本を読む暇があったら技術本を読みましょう。

 

結論はわかっても行動できない。

でも、「今すぐ行動する」

これがなかなかできないんですよね。

 

実際に僕は以下のワードをよく聞きます。

起業しようと思っているんです。

このワードはほんとによく聞くんですが、

もうそういうのええねん。って思ってしまいます。

ほとんどの人が実際に起業することがないし、

そんなこと言う前にやったらええやん。って思うからです。

僕の感覚値では起業すると言い始めて起業する人は5%くらいのイメージです。

では、なぜ人は行動できないのでしょうか。

なぜチャレンジをしないのか色々な人に聞いたりするんですが、

みんな失敗するリスクに怯えているんですよね。

行動しない本質的な理由は?

でも本質的には失敗が怖いのではないでしょう。

失敗したって周りの人にバカにされるのが怖い。

恥をかきたくない。ということですね。

だから、思いとどまり、失敗リスクを最大限まで減らそうとその場で考え続けるわけです。

しかし、答えなんて出ない。

当たり前ですね。

未来のことなんてわかるはずがない。

そうこうしているうちに時間が流れ、機会を逸してしまうわけです。

高学歴が患う行動できない病

こういう人は学歴の高い方に多いと感じています。

インターン生でも行動より考える時間が多くなり、結果を出せないのが高学歴ですね。

これはベストな選択をして効率的にしたいと考えているからでしょう。

しかし、ベストな選択なんてできるものなのか。

僕の大好きな福本伸行先生の名言を授けましょう。

人生は詰将棋とは違う

「やれやれ・・・まるで詰め将棋だな。正着手が見えないと一手目から動けない詰め将棋。しかし、間違っている。それはこの世のありようと違う。不完全でもやはり動く事が道を開くこと。そうだろ?」

「いいじゃないか。三流で。熱い三流なら上等よ。まるで構わない。構わない話だ。恐れるな。失敗を恐れるな。」

いやぁ、格好いい。

なぜ考えすぎてはいけないんでしょうか?

なぜ詰将棋ではよくて、人生ではダメなんでしょうか。

詰将棋と人生の違い

詰将棋では必ず正着手があります。

またそれ1手間違えるとそれでおしまいです。

対して人生では

正着手なんてものは存在しないし、

また1歩間違えたとしても、いくらでも軌道修正できます。

つまり人生においては

行動していくなかで、常に考えて、改善していかなければならないということです。

熱い三流なら上等よ。という言葉には

福本伸行先生の人生観が詰まっています。

お金を持っているからいい人生なのか

肩書があったらいい人生なのか

信頼され尊敬されていればいい人生なのか。

福本伸行先生は

いい人生なんてものもはない。

人間を輝かせるのは一生懸命であるかどうか。

だから失敗しただとか、就活が上手くいかなかっただとか、そんなことは関係ない。

一生懸命やったかどうかだと仰ってます。

そして、もし勝負の末に望んでいた結果が得られなかったとしても、

また改善して再チャレンジしたらいいだけですよね。

一流ではない高校野球が人気なのも彼らの一生懸命な姿が心を打つからじゃないでしょうか。

高校球児は確実に輝いていますよね。

僕も高校野球は大好きですし、一生懸命やっている人をみると応援したくなります。

ここで重要なことが、

行動せず、ただ考え続けた人よりも

行動して、失敗した人の方が成長するということです。

何事にも実践に優る経験はない。

だからグダグダ起業しようかなぁとか言っている暇があったら

さっさと起業して失敗しろ。そんで改善して再チャレンジしろ。ってことです。

僕は決して考えるなと言いたいのではありません。

考えてすぎてその場で止まってしまうことが問題。

考えることと行動することを同時に行う必要があるということです。

言い訳を止めて挑戦しよう

いつまでも立ち止まって考えていたって

未来なんて見えるはずがない。

そんなことはわかってるだろ?

ハッキリ言うとキミが行動しないのはビビってるからだ。

~しようと思っている

なんて言うな。

誤魔化すな。

~する

って言い切れ。

自己啓発本や自己啓発セミナーに行って、何かをできるようになった気になるな。

ホンマに動け。

体を動かせ。

座るな。

立て。

人と会え。

やりたいことがないだとか、夢がないだとか

くだらん言い訳はいい。

目の前のことを一生懸命やれ。

夢はなくとも欲望はあるはずだ。

その最大限の欲望を実現するために、今できることを一生懸命やれ。

挑戦と失敗を繰り返せば、成長することができる。

その分だけ視野が広まる。

見える景色が変わる。

そうすれば、夢と言われるようなことが見えてくる。

自分探しの旅をしたって何にも変わらん。

今この瞬間、目の前のこと一生懸命できない奴が

大きな夢なんか成し遂げれるはずがない。

今の時点で自分にはできないと思っていることでも

大抵できてしまうものです。

今現在の視点なんて見誤っているケースがほとんど。

山の麓からの景色と山の5合目からの景色は全く違う。

キミの可能性はキミの想像以上だということ。

だからまず山に登り始めよう。

著名人の皆さんも仰っています。

ということで、各著名人さんのありがたいお言葉を紹介。

堀江貴文

「みんな難しく考えすぎなんだよ。何だってできるんです。今すぐやろう。」

矢沢永吉

「いつの時代だって、やる奴はやるのよ、やらない奴はやらない。やる奴の方の部類にあなたも入ったらってこと言いたいんだよね。」

沢庵禅師

「過去も未来も断ち切って、今に集中しなさい。」

NIKE

「Just do it!」

もう自己啓発は必要ありませんね。

今すぐやっていきましょう。

何をしたらいいかわからない人へ

何をしたらいいかわからないって?

そんな学生さんは未来電子テクノロジーへどうぞ。

キミが一生懸命になれる環境を与えます。

そう、未来電子ならね。

int_bn

最近、社内でも戦略、作成、戦術、兵法というキーワードが上がっています。

事前に失敗リスクを減らすことは物凄く重要なことです。

ただどこまでいっても0%にすることはできませんし、

どこまでいっても実践から得る経験には敵いません。

だから何よりも重要なことは

「今すぐ行動する」

この精神を忘れないようにしたいです。

 

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芹生 義雄