2014.6.24

残業代ゼロはあり?なし?成果報酬型のすゝめ

インターンOB インターン

海地 円香


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こんにちは、
コミュニケーションチームインターンの海地です。

最近の安倍政権での話題は、新たな労働時間制度。
いわゆる「残業代ゼロ法案」です。

「働いた時間ではなく、成果で評価される仕組み」を作る。

色々議論されていますよね。
またこれを論じるとなれば多くの知識が必要なので、私はどちらがいいとははっきりとわかりませんでした。
ですが、社会に出て働くとなると、労働時間と給与は切り離せない関係だと思います。

今回は、時給型と成果報酬型について考えていきましょう。

時給と成果報酬

時給とは、
時間給の略で、1時間単位で働いた時間に対して給与が支給される形態。

成果報酬型とは、
働いた時間は関係せず、成果・結果を出した時にそれに応じた報酬が支給される形態。

みなさん、これを見てどう思いますか?

自分が働くならどちらで働きたいですか?

私は、成果報酬型がいいです。

たとえば、アルバイト。

カフェでウェイトレスをしているとします。

A子ちゃんはてきぱきと働いて、接客からレジまで全部やっている。

一方、B子ちゃんとC子ちゃんは、だらだらと片付けをしながらおしゃべりに夢中。

こういう光景、よく見ませんか?

おしゃべりに夢中なバイト。

一方素晴らしい接客をしてくれるバイト。

でも、どちらも同じお給料。

これっておかしいと思いませんか?

多少時給に差があったとしても、能力に見合うような差にはなっていないでしょう。

これじゃ頑張っているA子ちゃんが損することになってしまう。

これじゃダメだと思うんです。

頑張って結果を出したら、それに見合う報酬を与える。

一方、何もやってないやつには与えなくていいと思うんです。

そうなったら、みんな一生懸命仕事をするようになると思うし、

「働かされている」という受動的に働くのではなく、

「働いている」と能動的に働くことができるようになると思います。

また、環境に対しての不満も出てこなくなる。

だからこそ、成果報酬型にしたい!

理想と現実

でも、これって結局理想論で、立ちはだかる壁があります。

「何を基準に評価したらいいのかわからない」

正当に評価できないのならば、成果報酬型は恐ろしいことになってしまう。

評価するのは上司でしょう。

そうなったら上司に媚をうった、うらないという話も出てくる。

上司も人間である以上、感情が入らないというわけにはいかないでしょう。

完全に無感情でスコアリングする。

だけど、職場の雰囲気づくりやコミュニケーションを円滑にしてくれる人など、

感情面での役割も大切

これらすべてを正当に評価するとなると・・・

むずかしいですよね。

ですが、これらが実現したら、すごいと思いませんか?

現実を理想に近づけるために

どうしたら、このような未来を達成することができるのか。

意識の変化。

仕組みづくり。

いろいろあると思います。

仕組みの面では、Qrationもその一つ。

いきなり変えることは難しくても、

基本の時給があって、成果報酬型も取り入れるなど方法はあると思います。

でも、時給換算したほうがいい職種もある。

難しいですよね。

みなさんも、自分の職種ならどういう形態がいいのか、ぜひ一度考えてみてください。


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海地 円香