2014.8.8

インターンに求めるたった一つのスキル【前編】

常務取締役 インターン

芹生 義雄


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未来電子を立ち上げてから4年が経ちました。

インターンを受け入れ初めてから3年。

インターン担当として、面談やOJTを通じて、多くの学生と関わってきました。

  • 100人の同期から最も評価の高い新人が配属される部署に配属された人。
  • 1年目にして営業成績が東海地域の入社5年目以内(数百人)で1位になった人。
  • 平均年収1500万円の外資系金融会社にヘッドハントされた人。

優秀な卒業生がたくさん生まれて誇らしいです。

でも、卒業してから今ひとつ伸び悩んでいる、上手くいっていない人もいる。

その違いは何なのか。

この3年間で見えてきたことがあるのでまとめます。

企業として求める人材とは

まず、企業がどのような人材を求めているのかを書いていきます。

会社描くビジョンに共感し、共にミッションを目指せる人

その上で問題解決力とアイディア力が高い人ですね。

僕はよくワンピースに例えて話します。

企業という海賊船に乗って、ミッションという名の大秘宝を目指しています。

船長ルフィが目指すのは海賊王。

ゾロが目指すのは世界一の剣豪。

サンジが目指すのはオールブルー。

とまあ、乗組員それぞれに目指すものがあります。

そりゃそうですよね。人間だもの。それぞれの価値観があります。

企業としてはその価値観を踏まえた上で、

ミッションを目指していくんですね。

そのためには海賊船の進んでいる方向にベクトルを合わせてもらう必要があります。

サンジが船にこもって料理ばっかりしてたら成り立たんでしょう。

海賊船や仲間を守るための戦闘にも参加してもらわないとね。

ポイントは乗組員には海賊船のベクトルに合わせてほしいってこと。

もちろん個人の価値観を尊重した上でね。

しかし、この企業のミッションにベクトルをあわせるってのが難しい人もいるんです。

弊害になるプライド

それはプライドが高い人です。

プライドが高い人に関しては

分かりやすい記事があるのでこちらを参照してください。

▼ねじ曲がったプライドは一生直らない

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110720/221574/

このプライドってもんですが、

「組織においてのランク付け」って言い換えましょう。

その人の中で自分のランク付けが1位であれば

組織の中にいる人の言うことは聞けないですよね。

家庭内で犬がランク付けして対応を変えるのと同じです。

犬の原理ですね。

プライドは「年齢」や「学歴」に応じて高くなる傾向にあります。

「年齢」・・俺はお前らより長い間色々な経験をしてきているんだぞ!

「学歴」・・私はあなた方より賢いと評価されていますよ。

年齢や学歴が上がると上記のような気持ちも強まってしまうんですよね。

そうするとベクトルを合わせるためのネジが固まってしまう。

もうカッチカチです。

仕事ができない(成長しない)高学歴が存在してしまう理由や、

企業が若い人材を採用したがる理由はここにあります。

学生でもプライドが高い学生がいるわけです。

当然、こちらのアドバイスは聞いてくれません。

学生に求めるスキル

学生や新卒は入社時の能力が社会人に比べて低いのは当たり前のことです。

企業は学生のときや新卒から物凄い能力を求めているわけではありません。

採用したのち、どれだけ成長してくれるか。

この一点なんですね。

企業の欲している人材へと成長してくれるかどうかにおいて、

一番重要なことが

「素直さ」

言い換えると「良いと思ったことを、実行する力」

これだけです。

素直な人は周りの良い面を取り入れ成長します。

素直じゃない方の成長範囲はその人の枠内で収まってしまう印象ですね。

学生自身がどうすれば素直になれ、成長を加速させるのか。

企業側が素直なじゃない人を素直な人にするにはどうすればいいか。

この点を次回書いていきます。

でわ。

追記

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芹生 義雄