弊社のクライアントから社内で決めた新しいことや
ルールなどが上手く活用できていないと相談がありました。
そこで、弊社ではどうなっているかを考えてみました。
新しいことが大好きな未来電子メンバー
弊社では新しいことが好きなメンバーが多くて、
社内会議などで新しいこと(新しいルールや新しい仕事の進め方など)が決まり、
新しいことが頻繁に実行されます。
少し前までですが、せっかく社内会議で決めた内容などが、
大体は数週間程度でとまり、誰かが『あれってどうなったの?』と言い出して
企画者が思い出し、また再開して、最終的には
勝手になくなっていく傾向がありました。
しかし、最近では比較的新しいこと(新しいルールや新しい仕事の進め方など)を
実行してなくならないケースが多くなってきています。
企画は面白い。運用は面白くない。
基本的にですが、新しいことを考えたり企画をするのは
とても面白いことだと思います。
しかし、それらを続けて運用していくのには
面白くないことが多々あります。
例えば、社内ルールなど新しいことを考えるときは
- 今の課題が解決できる
- 絶対メンバーが喜んでくれる
未来の話ができるので面白いですよね。
しかしそれを実行し継続していくという運用面を開始すると
- しっかりルールを守れているか確認する
- ルールを守っていないメンバーにはどう対処するのか
現在(現状)の話になるので面白くなくなる。
話が少し脱線しますが、
人と会話をしているときの相手の話を思い出すと、
未来の話をしているときは面白そう。
しかし、現在(現状)の話になると、
シビアになる人が多いように思います。
つまり、
未来=ビジョンや理想の話ができるので面白い
現状=何かしら課題があるので面白くない。
これと同じ現象が、企画と運用の話にも当てはまります。
企画(未来の話)=面白い
運用(現在の話)=面白くない
そうして継続できないケースが多くなる。
何か新しいことを始めたいときには
いかに運用面が困難かを理解できたと思います。
ではどうすればうまくいくのか?
自分が社内で実践していることを共有します。
企画と同時に運用指針を決める
何か新しい企画を考えるときに企画に集中してしまいますが、
同時に運用指針を必ず決めます。当初、運用指針について細かく設定して失敗した経験があります。
細かくするとチェックポイントが増えすぎるので、
必要最低限の運用指針のみを決める。
信頼できるメンバーに運用を頼む
自分で運用をしていくよりも、信頼できるメンバーに運用を頼んで、
自分はその運用担当のチェックをする。このときに、きちんと運用ができていない場合、
当たり前のことですが、
『なぜ、できていないのか問いただす』のではなくて、
『どのようにすると上手くいくのか』を一緒に考える。
上記の項目を実践頂くだけでも、
新しい企画が消滅することなく、継続できる比率も
上がってくるのではないかと思います。
今後も、良い企画が消滅しないように
色々と思考錯誤しながら運用方法を
ブラッシュアップしていきます!!!