2014.7.29

良い企画が消滅しないために実践していること

Chief Operating Officer インターン

西 光弘


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弊社のクライアントから社内で決めた新しいことや

ルールなどが上手く活用できていないと相談がありました。

そこで、弊社ではどうなっているかを考えてみました。

新しいことが大好きな未来電子メンバー

弊社では新しいことが好きなメンバーが多くて、

社内会議などで新しいこと(新しいルールや新しい仕事の進め方など)が決まり、

新しいことが頻繁に実行されます。

少し前までですが、せっかく社内会議で決めた内容などが、

大体は数週間程度でとまり、誰かが『あれってどうなったの?』と言い出して

企画者が思い出し、また再開して、最終的には

勝手になくなっていく傾向がありました。

しかし、最近では比較的新しいこと(新しいルールや新しい仕事の進め方など)を

実行してなくならないケースが多くなってきています。

企画は面白い。運用は面白くない。

基本的にですが、新しいことを考えたり企画をするのは

とても面白いことだと思います。

しかし、それらを続けて運用していくのには

面白くないことが多々あります。

例えば、社内ルールなど新しいことを考えるときは

  • 今の課題が解決できる
  • 絶対メンバーが喜んでくれる

未来の話ができるので面白いですよね。

 

しかしそれを実行し継続していくという運用面を開始すると

  • しっかりルールを守れているか確認する
  • ルールを守っていないメンバーにはどう対処するのか

現在(現状)の話になるので面白くなくなる。

 

話が少し脱線しますが、

人と会話をしているときの相手の話を思い出すと、

未来の話をしているときは面白そう。

しかし、現在(現状)の話になると、

シビアになる人が多いように思います。

つまり、

未来=ビジョンや理想の話ができるので面白い
現状=何かしら課題があるので面白くない。

これと同じ現象が、企画と運用の話にも当てはまります。

企画(未来の話)=面白い

運用(現在の話)=面白くない

そうして継続できないケースが多くなる。

何か新しいことを始めたいときには

いかに運用面が困難かを理解できたと思います。

ではどうすればうまくいくのか?

自分が社内で実践していることを共有します。

企画と同時に運用指針を決める

何か新しい企画を考えるときに企画に集中してしまいますが、
同時に運用指針を必ず決めます。

当初、運用指針について細かく設定して失敗した経験があります。

細かくするとチェックポイントが増えすぎるので、
必要最低限の運用指針のみを決める。

信頼できるメンバーに運用を頼む

自分で運用をしていくよりも、信頼できるメンバーに運用を頼んで、
自分はその運用担当のチェックをする。

このときに、きちんと運用ができていない場合、
当たり前のことですが、
『なぜ、できていないのか問いただす』のではなくて、
『どのようにすると上手くいくのか』を一緒に考える。

 

上記の項目を実践頂くだけでも、

新しい企画が消滅することなく、継続できる比率も

上がってくるのではないかと思います。

今後も、良い企画が消滅しないように

色々と思考錯誤しながら運用方法を

ブラッシュアップしていきます!!!


この記事を書いた人

Chief Operating Officerインターン

西 光弘