2020.11.30

当たり前じゃねえからな

同志社大学 インターン

高木亮


こんにちは。

同志社大学3回生の髙木亮です。

現在、僕はライターチームにてマネージャーを務めています。

僕は小さい頃からクリエイティブなことを思いつくのが好きで、長所でもあります。

 

今回は、どうやってクリエイティブな人間になるのか、僕目線の考えを紹介したいと思います。

 

クリエイティブな力はどうやって手に入れる?

 

何かを創造する力がいかに重要なのかは言うまでもありません。

私たちが享受する豊かさは、先人のクリエイティビティから成り立っているからです。

それでは、どうやって世界を変えるような商品やサービスを生み出すのでしょうか。

 

左脳を使って論理的に問題を捉えることで、ある程度の有効な策は思いつくでしょう。

しかし、論理性だけでは人を驚かすほどの変革はもたらせません。

世界を変えるようなものすごいアイデアは右脳から生まれ、論理的思考をミックスさせることで現実化します。

 

つまり、右脳を鍛えることでクリエイティブな力は獲得できるのです。

 

当たり前をぶっ壊せ!

 

右脳の鍛え方は様々ですが、好奇心を爆発させることと当たり前を疑うことは有効なアクションだと言えます。

 

皆さんは、子供の時に自分のアイデアや創作物を披露した際、両親や先生から「よくそんなこと思いついたね」と言われたことはありませんか。

子供は、大人が思いつかないような斬新なアイデアをたくさん持っています。

そのようなアイデアが思いつく一因として、好奇心が挙げられるでしょう。

 

好奇心があることで、大きなアクションに繋がったり、インプットの効率化に繋がったりします。

僕自身、法律に引っ掛からず死なないことなら全てに興味があります。

気になったことや興味があることは、すぐにでも行動して吸収してみてください。

 

そして、当たり前を疑うことも重要ですね。

当たり前とは、世間の常識や自分が何気なく感じることなど、身の回りで一般化されている事柄全てを指します。

何もないところから全く新しいアイデアを生み出すことは非常に困難ですが、当たり前を疑い、正反対のアイデアを生み出すことは意外と容易く、斬新であることが多いです。

 

僕には一時期、身の回りの当たり前に対して疑問を提示し、自分の考えを記す習慣がありました。

以下に、当時の手記の一例を紹介しましょう。

 

僕はよくカメラロールを見返して、昔のことを思い出し懐かしむことをします。

この時間はとても楽しく気持ちの良い時間です。

ところで、昔の思い出は楽しいことばかりではなく、辛いこともあります。

それにも関わらず、なぜ今思えば良い経験だったとつい言ってしまうのでしょうか。

 

僕の中では2つの考えがあります。

1つ目は、もう昔のことだからと客観視でき、当時と同じ思いを100パーセント保っていないからではないかという考えです。

2つ目は、自分の許容量が増えることで当時の辛い経験を辛いと思わなくなるという考えです。

 

この2つの捉え方が相まって、過去の出来事を良い経験だったと総括できるのではないでしょうか。

これは、過去を克服できるという点で便利な能力だと感じる反面、当時体験した時にしか感じえなかった思いをもう二度と持つことはできないという寂しさもあります。

今までで1番面白かった映画を記憶を無くしてもう一度見たいと思うことがあるようにですね。

 

以上です。

この考えがあっているかどうかは本質ではありません。

重要なのは、疑問に感じ、考えるというプロセスです。

 

ただし、このような当たり前を疑ったからといって、必ずしもクリエイティブに繋がるわけではありません。

しかし、毎日このような当たり前に疑問を持つことで、いつかパラダイムシフトを引き起こすようなアイデアが生まれるかもしれません。

 

まとめ

 

巷には論理的思考力を鍛える本ばかり並んでいますが、最高のパフォーマンスを発揮するにはクリエイティブ力も必要です。

クリエイティブ力を獲得する原動力は、好奇心と「なぜ」です。

世界は当たり前で溢れています。

当たり前に真っ向からぶつかって気を衒って生きていきましょう。


この記事を書いた人

同志社大学インターン

高木亮