こんにちは、インターンの海地です。
大学生の70%はバイトしていると言われていますが、
みなさんはバイトをしている、もしくはしていらっしゃったでしょうか?
私自身もアルバイトをしていますし、また周りの友達でしていない人はあまりいないんじゃないかというくらいバイトは一般的なものになっています。
アルバイトは経営者目線を持つべきなのか
大学生が集まったら、バイト先であったことのグチを誰かが話しだすということは日常だと思います。
飲食店で働いていると、理不尽なお客様とかもいてグチりたくなるのもわかります。
ですが、
「居酒屋なのに、ドリンクも頼まん客が水ばっか頼んでさー」
「そんな頼まん客がめっちゃ長居してうざかったー」
「別に、待ってるお客さんいるわけじゃないけど、長居されたら片付ける時間遅くなるし、完全2時間制とかにするべきやろ。その間暇やし早上がりさせろや、人件費かかるだけやしあほちゃう!?」
みたいなことをキレながら話している人って結構いるんですね。
回転率のことや、売上、人件費、
このことを気にするからこそ出てくる不満。
でもこれってバイトが気にすることなのでしょうか。
これは経営者が考えることであって、アルバイトが口を出すことではない気もします。
みなさんはどう思いますか?
アルバイトとは労働者なり
そもそもアルバイトとは、非正規雇用者と分類される労働者です。
正社員、アルバイト、パートというのは企業や社会的な慣習で呼び分けているだけで、
法的には「労働者」。
契約内容や期間、行使できる権利やそれにあたっての福利厚生などが異なります。
労働法でもこの「労働者」と「使用者」、
いわゆる取締役は区別されています。
また、
社長は戦略を求めているわけじゃない。「経営者目線を持て」の真意とは。
とありました。
イメージ図と説明すごくわかりやすいですよね。
私もこのようなイメージでした。
つまりアルバイトとは
明確な定義がないのがアルバイトですが、
大学生という立場から見ると、単なるお小遣い稼ぎ。
大した資格もいらない、誰にでもできるようなことを
単なる労働者として常識の範囲内で一定の働きをしていればよいというイメージです。
経営者目線をもつということはどういうことか
ですが、経営者目線を完全に捨て去り、単なるコマになるべきかというとそうではないと思います。
単発バイトで12時間、ただひたすらいちごのヘタを切る、アスパラガスの長さをそろえるというバイトなら、
全く違うことを考えながら、ただその作業をやるだけでいいとも思いますが。
普段のバイトからも学べることは多くあると思います。
でもそれは、労働者としての心配りや、自分たちが係る範囲内でのシステムなど。
会社の経営戦略やマネタイズなんて一労働者が分かることではないと思います。
私もインターンで
「新規事業させてもらえるー!システムつくるぞー!わー!楽しいー!」
って感じで仕事させて頂いていますが、
こんなんでは何も経営者目線なんて入っていないと思います。
それに入っていたらすごいですよね。
経営者目線をもて、というのは
自分の関わる範囲で、ホスピタリティなどの経営理念を活かせ
ということだと思います。
また、上の視点を持つこともすごく大切で、
そのようなやり方や生き方を価値観に取り入れることもすごくいいことだと思います。
ですが経営戦略をしたいのなら、それなりの知識も必要。
アルバイトで少し社会に出て、
本屋にこれでもかとあふれている経営の本を読んでみて、
いろいろわかった気になって、
なりきれてもいない経営者目線で、ぐだぐだ言うなよって思います。
経営者目線(笑)で、ドリンクを頼まないお客様に雑な対応で接客するバイトよりも
現場目線かつ、経営理念を理解して一人ひとりに真摯な対応ができるバイトのほうが
評価の高い人材になるのではないかと思います。
それにいい印象を残したほうが、その時の売上が低かったとしても、
リピーターになっていただいたり、口コミなど効果が違いますもんね。
長々と書きましたが、
バイトで色々文句言う前に、ちゃんと気持ちいい印象を残せるように仕事しようぜ!
経営者目線ってそんな本を読んだだけで単純に持てるようになれるもんじゃないよ!
どの立場でもいい仕事できるようになろうぜってことでした!