最近、仕事の任せ方について考えることが多いです。
諸先輩方から組織を形成する上で、
仕事はどんどん任していくことが大切だとききます。
仕事を任せることで、
仕事を任せた人は手が空いて別の仕事ができる。
仕事を任された人は成長できる機会になる。
このサイクルを回すことで組織は発展していく。
しかし、このサイクルが回らない場合もある。
ここでは、
仕事を任せた人をAと呼ぶ。
仕事を任された人をBと呼ぶ。
①AはBの仕事の内容を見てBのミスを見つけて注意する。
②AはBにミスしないための対応策を命じる。
③Bはミスしないための細心の注意を払って仕事をする。
④AがBの仕事内容を見て、また、Bが同じミスをしていることを見つけて注意する。
⑤AはBにミスしないための対応策を、③以上に細かく命じる。
⑥Bは更にミスしないための細心の注意を払って仕事をする。
⑦AはBの仕事の内容を見て、またまたBが同じミスをしていることを見つけて、ついにAはBに怒りだす。
実際、このようなやりとりを見たことがあるのではないでしょうか。
このようなことが繰り返されると、Aはどんどん仕事が増えていく。
本来、Aは仕事を任せて新しい仕事をする。
Bは仕事を任せてもうらことで成長する。
この思い描いていたものと逆のサイクルになっていく。
何が原因でこのようなことが起こっているのか?
適性のない人に仕事を任せている。
例えば、仮に仕事の任せ方が悪い場合でも
適性がある人であればすんなり仕事をこなす。
逆に、細かいマニュアルを作成しても
適性がない人は必ずミスが発生する。
そのため、仕事を任せる上で見極めなければいけないことは、
適性のある人
適性のない人
適正があるかないかを見極めるのはとても難しい
そのため、僕の中で見極めるポイントを最初から明確にしています。
仕事内容を見える化して、ステップ事にしています。
例えば、①②③④⑤と分けた場合、
①の仕事を任せる。
②の仕事を任せる。
③の仕事を任せる。
ここまでクリアできれば、
適任がある人だと判断する。
逆に、
①の仕事を任せてミスが発生する。
②の仕事を任せてミスが発生する。
③の仕事を任せてミスが発生する。
適任がない人だと判断する。
半分以上クリアすれば適任だと判断し、
半分以上ミスが続く場合は適任ではないと判断しています。
組織において、仕事を任せる。仕事を任せられる。が存在します。
その中で仕事を任せる方は見極めるポイントを明確にすることで、
個人も組織を良い変化をおこしていきましょう。