未来電子の今年のテーマは「変化」。
これは未来電子が3年6ヶ月後に到達したい目標があり、
その目標を達成するためには、
現状から劇的に変化しないと達成できない目標であるため、
高速で変化するためのことを各メンバーが考えています。
そのため、福本の指示で朝礼の形態も大きく変わりました。
従来は、各個人のスケジュールを伝える。
本日は◯◯案件のwebサイトを制作します。
本日は◯◯社に訪問します。
この朝礼は1年くらい続きました。
この朝礼のメリットは、
各チームが異なっても情報共有ができることです。
しかし、情報共有の方法は他にもあるため、
全員の前で伝える必要はないということですね。
今の朝礼は、「当日に変化できること」「前日のアウトプット」を伝える。
例えば、
「当日に変化できること」
作業の部分は自らするのではなく、クラウドソーシングに依頼します。
「前日のアウトプット」
昨日のクラウドソーシングの件は、早速依頼しました。
しかし、コミュニケーションが多くなり時間がかかったので、
その部分を効率化するためにマニュアルを作成して、
コミュニケーションを減らし、ミスがないオペレーションにします。
これらを毎日繰り返し行うことで、
1日単位で見た時は少しの変化です。
しかし、1ヶ月、3ヶ月の期間で見ると大きな変化になります。
変化している人と変化していない人の違い
朝礼の形態を変えたのは。2015年1月9日(金)からです。
2週間程度ですが、
変化しているメンバーと変化していないメンバーがいます。
この分かれ道は何が原因なのかを考えてみました。
では、AとBの朝礼を見てください。(例)
- A:本日は、仕事のスピードを早めることを考えます。
- B:本日は、仕事のスピードを早めるために、
タスク分解をしてコントロールできるものとコントロールできないものに分けて、
コントロールできるもので無駄な部分を3つ見つけて改善します。
このAさんとBさんですが、
1週間、1ヶ月の期間で見ると変化のスピードが全く違います。
目標を掲げるときに使われる言葉ですが、
SMARTを意識すること。
Specific = 具体的、わかりやすい
Measurable = 計測可能、数字になっている
Agreed upon = 同意して、達成可能な
Realistic = 現実的で結果志向
Timely = 期限が明確、今日やるなど
Bさんの朝礼では、
このSMARTの法則が適用されています。
最近、僕が嫌いな発言として、
◯◯について考えます。
この発言は社内外に問わず、
物凄く聞く言葉です。
営業マンなら、かなり聞いている発言ではないでしょうか。
僕自身も、
◯◯について考えます。
と使っていました。
しかし、四六時中考えるリソースもないため
必然的に考えなくなります。
そのため、僕自身NG発言としています。
何か変化を起こしたければ、
実際に行動することを明確にすること。
そして、行動するためにSMARTの法則を適用すること。
最後に、
考えても変化はない。行動しないと変化しない。
本日もありがとうございました。