2015.1.28

クレイジー5%と自社の状況について考えてみた

PRチーム インターン

森高 大貴


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こんにちは。森高です。

みんなが書いている通り。今年の僕たちのテーマは変化!

 

特に来月は未来電子史上一番の変化が起きる月だと思います。
今まで過ごしてきた環境を壊し、新しい物を作って行く。来月はそんな月です。

そんな中で、色々チームごとに孫子の兵法の一部をテーマとして与えられました。
クリエイターチームに対して伝えられていたことですが、僕にも関係すると言われたのが、

 

*彼を知り、己を知れば、百戦殆からず。
*彼を知らずして、己を知れば、一たび勝ちて、一たび負く。
*彼を知らず、己を知らざれば、戦うごとに必ず敗る。

 

ということです。これは、

 

敵を知って、自分自身も分かっていれば、100回戦っても大丈夫。
敵は知らないが、自分自身について分かっていれば負けたり勝ったり。
敵を知らず、自分も分かっていないと必ず負ける。

 

という意味です。

2月からやる仕事において、まずこれをしなければならないといわれ、わけも分からず本を読んでいたところ、ある言葉が目に入りました。

 

「自分(自社)にとってネガティブな声に耳を傾けろ」

 

この言葉をみて、僕はメモをとっていました。
そして、後にそのメモを見た時に、なぜこのメモをとったのか考えていると、
以前、ちょっと勉強した経営学のクレイジー5%というのを思い出しました。

 

クレイジー5%とは

簡単に言うと【全顧客のうち5%前後は必ず強烈なクレーマーが生まれる!】という法則。そして、この「クレイジー5%」をどう解釈するかで、まったくその後の発展の仕方が違うとされている。

その「クレイジー5%」の対処法として有効だとされるものに「言っていることは真摯に受け止める」というものがある。なぜなら、一見理不尽に聞こえるけれども、それは勝手にこちらが常識と思っている範囲内で物事を見ている証拠である。

「クレイジー5%」は見事にそういう盲点をついてクレームを言ってくるので、【言っていることは間違っていない!】という逆色眼鏡をかけて話を聞くことで、気付けなかった経営課題や問題が見えてくる。逆にできなければずっと同じ問題が形を変えて現れる!

 

これ当時は正直あんまりピンと来てなくて
いやいや、頭おかしいこと言う人は頭おかしいやろ。そんなことに時間割いてられへん!って思ってたんですけど、

上記の

敵を知る。自分を知る。

という点において非常に重要なことなのかなと思いました。

 

なぜなら、お客様は何かの「敵(競合)」と比較して自分たちのサービスが至らないことで、クレームになっていて、

何が至っていないのかを知る事ができれば、それは「自分(自社)」を知るということになるからです。

 

こういったクレームを言ってこられる人に、自社のリソースを割きすぎるのはよくありません。
商談の結果破談(解約)になることもあるでしょう。ただ、忘れてはいけないのが

「そういう人の声こそ耳を傾けなければならない」

ということです。これはどこでもどんな仕事をしていても一緒だと思います。

 

僕は、今後色々な部署の情報を集めて、そのリソースをもとに価値を生み出して行く事になります。
ポジティブなことは勝手に耳に入ってくるので、逆にこういったネガティブな声というのにしっかり耳を傾けて、自社や他社について常にアンテナをたてて、自分の生産力をあげて行こうと思ってます。

 

みなさんも、普段の生活から自分の嫌なことに対して耳を傾けてみてはどうでしょうか?

それじゃ!ぱいなーら!!


この記事を書いた人

PRチームインターン

森高 大貴