2015.3.11

組織においてシラケのイメトレはとても大切なこと

Chief Operating Officer インターン

西 光弘


未来電子は2010年8月4日に創業をして当初は3人だけでした。

現在は社員(アルバイト・インターン)を含めて

30人近くのメンバーになります。

メンバーが増えたことで、

新しい取り組みやルールなども変更されてきました。

この新しい取り組みやルールなどを実行していく中で

内容によっては全員が賛成するものではない場合があります。

このような場合にどう対応するのか?

反対する人に直接を話して事情をきちんと説明しなければなりません。

しかし、日々仕事に追われる中できちんと説明ができずに、

時間だけが過ぎていきメンバーの不満が溜まります。

このような経験をされた経営者(マネージャー)も

多いのではないでしょうか。

新しい取り組み(ルール)を伝えられた側(メンバー)は

経営者(マネージャー)に対して直接疑問点をぶつけることが

出来ない方も多いと思うんですよね。

今回はこのように組織において新しい取り組み(ルール)を実施した時に

円滑に回る方法を考えていきたいと思います。

シラケのイメトレとは?

新しい取り組み(ルール)を実施するときは

メリットの部分のみに視点がいきます。

なぜかといいますと、

新しい取り組み(ルール)を実施する際には

様々なパターンがありますが、

基本的に何かしらの課題を抱えており

それらを解決する手段として実施されることが多いからです。

ここで意識することが、

メリットの部分のみではなくてデメリットの部分も想定することです。

つまり、

シラケのイメトレをすることです。

例えば、セールスチームとクリエイターチームが存在して

セールスチームには給与以外にインセンティブを発生させる。

しかしクリエイターチームにはインセンティブがない。

この場合どうなるか?

当たり前ですが、クリエイターチームのメンバーは

良い思いはしません。

セールスチームの受注件数増加により、

クリエイターチームの労働時間がどんどん長くなります。

これは正しく、シラケが発生するポイントですね。

このセールスチームのメンバーのみにインセンティブを

渡すという取り組みを考える段階では、

セールスチームのメンバーがモチベーションが向上し、

受注件数も増加していき、結果売上も上がると想定して実施されていたはず。

受注件数が増加して売上が上がることは喜ばしいことですが、

シラケが発生することで逆方向にいきます。

企画段階からシラケのイメトレをすること

企画段階からシラケのイメトレを

想定することは理解頂いたかと思いますが

シラケのイメトレで注意することがあります。

それは軸として、優秀なメンバーがシラケないかを

イメージして考えることです。

シラケのイメトレを想定して

新しい取り組みを円滑に回していこう。


この記事を書いた人

Chief Operating Officerインターン

西 光弘