2015.3.18

ワークショップとか勉強会に通いつめてる人とは、マジで話すだけ無駄だと思う。

インターンOB インターン

海地 円香


こんにちは、インターンの海地です。

みなさんは、WS(ワークショップ)とか勉強会に参加したことはありますか?

いわゆる意識高い系の私は、何回も参加したことがあります。

でも、最近ホントに「こんなの参加してもマジで無駄」って思うんです。

大学生を7つに分類してみる。

どうしてそう思うのかを話すために、まずは大学生をピラミッド構造にしてみたいと思います。

下からいうと、

①毎日がパーリナイタイプ

何も考えていないただの大学生。クラブ行ったりサークル行くことしか考えていない。

②ザ・大学生タイプ

何か思うことはあるけど、特に何もしない。
そこそこにバイトして、そこそこにサークルいって、ふつーの大学生活を送る。
資格とらないとなぁと思っている。

③ちょっと意識高い系

WS行ってみたり、なんか学生団体に所属してみたりしながらも、あまり熱は入っていないタイプ。
資格とる勉強したりしている。

④意識高い系

いろんなイベント顔だして、そこでのポジションを確立しているタイプ
WSでは知識をひけらかすように話して、できる自分かっけーって満足している?

⑤ちょっと行動しつつも、自分では何もできない系

インターン行ってみたり、サービス開発に関わってみたり、イベント運営したり、実務経験があるタイプ。
でも、自分ひとりでは何もできない。
あくまでフィールドを与えてもらうタイプ。

⑥行動にうつしてる人

意識高い系がめざしているところ。
実際に行動にうつしているし、結果を出している。

⑦トップ層

学生のいきを超えたすんごい層。

私の周りを分析してみるとこんな感じ。

どうしてピラミッドにしたのかというとやはり成長過程がこのようになっているのかな、と思ったからです。

人は周りの人からの影響を大きく受けている

そして、その領域から出ることはかなり難しいと思う。
「ヤンキーが地元にいつづけたら、更生はできない。仲間をかえることはできないから。」とどこかの学者さんが行っていたけど、これも同じ原理が当てはまると思うんですよ。

というのも、遊ぶばっかりの友達だったら、自然と遊ぶことしかしないですよね。

人は自分が多く関わっている人10人の平均になるって言うけど、本当にそうだと思っていて。
関わる人が変わると、自分も変わっていくのは自分自身もそうだったし、変わっている人をみても、その人自身が変わる前に絶対に回りが影響している。

話がずれてきているので、元に戻します。

人は変わるのは難しいし、その現状から変わろうと強く思って行動に移さないと絶対に成長はないと思う。思っているだけ、言ってるだけなんて絶対に変われない。だから、ちょっと思うけど、何もしない、という層にいたら、ずっとその層にいることが多いと思うんですよ。

でも、周りの友達とかがちょっとずつ上に上がって行くにつれて、自分もちょっとずつ上にあがっていく。それで周りの人達が、もっと上の層とかにいることに気がついたらそこの視点ができる。でも、たいていはそんなの気づかないし、そういう視点自体がない。

WSに行き始めて、そこで知識がたまり積極的に参加し始めた人たち。そこで満足していることが多いのではないでしょうか?だからこそ、さっきのピラミッドで言うと完全に意識高い系で止まってしまっている。行動している人からすると、「いやいや、そんな机上の空論してるけど、もうそれ事業展開してるから。」ってことが多い。けど、それに気づかないことも多いと思います。

WSはなぜ生産性がないものになってしまうのか

どうしてWSに意味が無いのかっていう具体論に移すと、問題ってめちゃくちゃあると思ってて。

まず、レベルが違うこと。知識レベル・リテラシーレベル・行動のレベルとか全部違う人が集まっている。同じ層でやっていたら、「いや〜今回も学べてよかったです〜」みたいになりそうだけど、平和に終わる。でも、違う層が入っていたら?そもそも考えている次元が違うから、「え、まだそんなとこで話してるの?」ってなることが多い。

さっきのピラミッドで言うと、行動までもっていけていない人がWSをやっていることがほとんどなんですよ。といっても実体験的なベースではなしているから、現実はどうかわからないんですけど。

だから、行動にうつしている人が、WSをして満足しているだけの人の中に入っても退屈なだけなんですね。

また議論をするなら、根本的な部分で、テーマの共有が絶対に必要。テーマの定義や言葉の定義もしっかりしていないまま、それぞれが思っているそのものの問題点、について話しだしても「あれ、それずれてない?」みたいなことが起きてしまう。それにゴールがないから、どのような方向性に進めて、何を目的にしているのかもよくわからないまま進んでしまう。

「現代のコロンブスになる」というテーマで、今回は航海にいく船について話し合うとする。

現代のコロンブスってちゃんと定義しないままやっているからそれぞれが、
日本の近く回れるくらいの船を作ってみたり、海賊もおるやろうから・・・って軍艦みたいなん作ってみたり、そもそも「現代のコロンブス」はただのイメージで、現在で新大陸を発見することじゃないでしょ、何か新しいことをみつけるって言いたいだけでしょ?
とそれぞれ受け取り方やイメージが異なってしまう。

船をつくるのが目的だから、と船のデザインについて熱く語る人がいたり、でも航海にいくなら・・・と必要物資について語る人がいたり、もう議論がバラバラで収集がつかない。

そんなことをやって、満足ですか?

ほんとにそれで現代のコロンブス生まれますか?

絶対なにも生まれないでしょ(笑)

だから、もう実際に船作って、旅に出ている人にとっては退屈だし、
滑稽に思えることさえあるんです。

定義も目的もはっきりしていない課題があって、集まって、ブレストして、それで何が生まれるの?

そんな短い時間ですべてを共有している時間はないから、みんな同じ感じだよ・・ね?って感じで見切り発車して、よくわからない方向に進んでしまう。ファシリテーターに左右されまくりやし、ただ自慢したいだけの人がおったりしたらもう最悪。

自分自身で答えもみつかっていないのに、この短時間で答えが見つかるの?みんなで遠慮しながらだらだら話しても意味無いでしょ。

自分が行き着いた答えをもって議論しないと「あれもこうだよねーでもこっちも考えらるんだよねー」って言っても、もおおおおお時間の無駄!!

もう、自分新しい島みつけてますし。それやのに、それ探しに行くための船が、ピンクかオレンジか、2階建てにするか3階建ての方がいいのかここで議論するなんておもんなさすぎる。

こんな感じ。

こんな無駄な時間使うなら、自分で行動した先で出会った人と情報交換したりしたほうがいい。

WSを有益に使うためには、自分が未知の分野のものに参加すること。

だけど、自分がまだまだ行動できていない、知らない範囲のところなら、その分野についてのナレッジを貯めるために参加するのもありなのかな。そっから、少しずつはいあがるのもいいかもしれない。

ただ、自分なりに答えが見つかって、行動している範囲なら、あまりにもレベルが低いものは参加する意味はほんとにない。

では意味のあるものにするにはどうしたらいいのか?

意味のあるWSにするには、同じ層もしくは、自分以上の層の人がいるところに参加するべき。

また、自分なりの答えを持っていないと参加しても意味ないし、周りの人も答えを見つけている中、議論をしないと生産性が低いんじゃないかな。

WSばっかりに通いつめている人と話すだけ無駄。

議論ばかりではなく知行合一。行動にうつしていかないと。

みなさんはどう思いますか?

 

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