みなさんこんにちは。森高です。
みなさんゴールデンウィークの予定はいかがでしょうか?
暖かくなり過ごしやすい季節ですが、気温差が激しいので体に気をつけてお過ごしください。
さて、先週の未来電子ではインターンプレゼン大会が行われました。
そこに僕は審査員側として参加してみて
- プレゼンをする際に押さえておくべき点
- 運営側の場合に意識しておくべき点
が見えてきたので、自身の備忘録として、そしてプレゼン大会の運営や参加を実際にする方に向けて書いていきます。
今回のテーマ
今回、インターン生に考えてもらったのは
「インターン生を増やすための方法」
というテーマでインターン生おのおの考えてもらって、プレゼンをしてもらいました。
プレゼンをする際に押さえておくべき点
シンプルにわかりやすいプレゼンにする
- 「死ぬほどプロダクトを考えたし、これは絶対勝ったよっしゃ代表との叙々苑(今回の優勝商品)いただき〜!!」
<終了後>
- 「・・・3位か。絶対1位のものより俺のやつの方がええやんけ〜!!くそー!なんでや〜!!」
こういう経験、特にプレゼン大会に頻繁に出ている方は一回は経験したことがあるのではないでしょうか?
この場合ほとんど問題は一つに絞られると感じています。その一つとは
「魅力が観客に伝わっていないこと」
です。これはお客様にもよく伝えていることですが、商品が売れるか売れないかは
「商品そのものの良し悪しではなく、その商品の伝え方」の影響が大きいです。
今回のプレゼンを聞いていても、いろいろ考えて発表しているんだろうな〜と感じることはあっても、
実際どんなものなのかがわからないプレゼンがいくつかありました。
プレゼンでも営業でもそうだな〜と思うのですが、
下手くそな人は
「どれだけ情報を盛り込むか」
を考え、
上手い人は
「どれだけ情報を削るか」
を考えています。
なので、考えれば考えるほど、プレゼンの時は「どれだけ削れるか」を考えましょう。
現場のデータを取りに行く
プレゼンの信憑性をつけるために必ず必要なデータ。
今回のプレゼンでは、このデータの収集方法で大きな差がでました。
A君の場合
- ネット上で調べたデータによるとユーザー数は◯◯でこれはシェア◯%で…だからこれいけるんです!!
B君の場合
- 実際に学校に行ってみて、聞いてみたところ◯◯で◯◯な提案だと通りやすい。
社会人になると◯◯だから通りにくいとのことだったので、僕自身はこれを実現することは不可能じゃないと感じています。
さて、どちらの方が信憑性のあるデータでしょうか。
おそらく、ほとんどの方が後者を選ぶでしょう。
ここから学ぶべきことは、
「実際に自分の足で稼いだデータは強い」
ということです。
その一つの行動で大きな差がでます。本気のプレゼンをするときは実際に自分で動いてデータを取りに行って、それを盛り込んでプレゼンする必要があると改めて感じさせられました。
明日から動ける形まで持っていく
プレゼンをするにあたって、忘れがちだけれども、重要だなと思ったのが、
「プレゼンに明日から具体的にどういう行動を起こしていくのかを盛り込むこと」
です。夢物語、実現したいことを語る事。これってプレゼンで勝つためには必要だと思うんです。
ただ、正直それって本当にできるの?っていうのは同時につきまとってきます。そこに超具体的なアクションプラン。
明日から1日単位でどうやって動いてというのが明確に定義されていると、観客側としてもわかりやすく、一気に現実性を増すため、与える印象が全然違います。
どんなにすごい内容のものでも、実現しなければ意味がないので特に大きなことをプレゼン内容に入れる場合はこれが必ず必要になってくるのかなと思いました。
運営側の場合に意識しておくべき点
状況設定を明確に決める。
よく弊社の西に営業について教わるのが
- 抽象的な質問には抽象的な答えしか返ってこない。
逆に具体的に質問をすると具体的な答えが返ってくるので、改善策を提案しやすい。
と言われます。これって発表者だけじゃなく、運営側にも言えるなと思いました。
今回は「インターンを増やすためには」というかなり漠然とした議題だったため、
いろいろな観点から案がでて面白かったのですが、逆にいうと比較しづらかったというのも事実で、
実際明日から動いていこうと思えるものは正直なかったように思います。
これが、例えば「インターンは経費的な面で縮小傾向にある。この状況を打開するための案を考えよ。予算は10万」
ぐらいまで落とし込めていれば、もっとインターン生も考えやすいし、明日から取り組みやすい内容になるのかなと思いました。
ちょくちょく進捗チェックを入れる
これが今回全くできていなかったことです。
なんとなく「できてる〜??」ぐらいの感覚で当日を迎えました。
自主性に任せている弊社では問題ないと感じていましたが、
実際蓋を開けてみると中には当日に考えてそのまま発表するような子もいたりとかしました。
そして、今回の趣旨自体もずれている子も中にはいたので、ある程度の干渉をして軌道修正をこちらでしてあげることは必要だし、逆にインターン側としてはちょくちょく先輩に聞いて、修正していく姿勢があれば、次回はもっと有意義な時間になるだろうと感じました。
まとめ
いろいろ書いてきましたが、これをやったことでいろいろな発見があったので、やってよかったな〜と思っています。
ちなみに今回の優勝者は
川崎修でした。
勝因は1年間の未来電子における経験と実際現場まで足を運んでデータを取ってくる行動力が生んだ結果だと思います。
不器用で営業でも取れない時期が続き後輩にも抜かれ、一番辛い思いをしてきたメンバーなのですが、
初めて成果という形で現れたので、非常に感慨深いものがありました。
改めて修!おめでとう!!
もし、みなさんも何かプレゼン大会に参加するもしくは開催する場合は今日書いたことを参考にやっていくといいものになると思います。よかったら参考にしてみてください!
それでは、また!!