今年の4月からアントレプレナーとベンチャーキャピタリストのための
ベンチャーファインス実践塾に11期生として受講しております。
http://www.b.kobe-u.ac.jp/~kutsuna/entre/vf11.html
そこで神戸大学大学院経営学研究科の忽那教授から「日本の経営」を創るという書籍をご紹介いただき読了しました。
著書はミスミグループ本社代表取締役会長・CEO三枝匡さんと東京理科大学総合科学技術経営研究科教授伊丹さん 、お二方の対談形式の構成になっています。
本日のブログはその中で僕が重要だと思った部分を更新していきたいと思います
・形は年功序列で、実質は若い社員に任せる
企業の大小かかわらずに重要だと思いました。
基本的に組織では上層部に情報も人も集まっていき、仕事内容に関しても困難な仕事程、上層部が担当している。
仕事は1人で進めるものではなく、チームで進めていきます。個々の力が向上しなければチームとしても強くならない。
つまり、上層部の仕事内容はどんどん若手に任せていくことで、個々が成長していき組織としても成長する。
・プランニングというのは抽象・論理・仮説の世界。
それによって組み立てたことを現場で実行してみて、うまくいったとかダメだったということでまた、抽象・論理・仮説の世界に戻る。理屈だけならコンサルタントの世界だし、理屈なしで経験主義だけならただの職人。
現場で起こっている事柄に対して論理化(抽象化)できなければ再現性が全くない。正直僕は全くできていない。本当に経営については自分はゴミだ。その点を早急に改善するために実務内容を1つずつマインドマップで整理している。具体的なプロセスは下記の画像を参考にしていきます。
・経済組織の編成原理の根幹を「ヒトのネットワーク」を安定的に作るようにすると経済合理性が高い。
こちらの書籍の中ではアメリカは「資本主義」日本は「人本主義」という言葉が出てきます。
アメリカは「カネのネットワーク」が大切で、日本は「ヒトのネットワーク」が大切という意味だと思います。
僕はアメリカでは仕事をしたことがないので本当のことはわかりませんが、
日本では「ヒトのネットワーク」は本当に重要です。
「ヒトのネットワーク」によって、物・金・情報が集まっていきます。
なので、短期的な利益のみに注力するのではなくて、改めて「ヒトのネットワーク」つまり情報収集の基盤となる環境を構築していく必要があると強く感じました。
形は年功序列で、実質は若手に任せて、現場での事柄を論理化(抽象化)し実行する。そして、「ヒトのネットワーク」を安定的に構築できるように行動していきます。
このブログでは一部分のみ抽出していますが、
他にも大切なことがたくさん書かれています。
興味があれば是非、読んでみてください
それでは、本日もありがとうございました。
※グレーの部分は「日本の経営」を創るより引用しております。