英語学習者とネイティブの間で起こるコミューニケーションロス
「正しい英語を言っているはずなのに、ネイティブの相手に伝わっていない気がする・・・」
英語学習者であれば誰もが経験することだと思います。
さらに、
「TOEICの点数は高いが、コミュニケーションロスがあるからネイティブと話すことが苦手だ。」
という方が多々います。
いくら英語知識があるとはいえ、ネイティブの相手に伝わっていなかったら意味がないですよね。
こういったコミュニケーションロスは正しい発音をしていないため生じてしまいます。
さらに、コミュニケーションロスだけではなく、思わぬ誤解を招いてしまう可能性もあります。
カタカナでは同じ発音でも意味は別
では、どういった誤解を招いてしまうのでしょうか?
これはカタカナ英語のままでネイティブに話してしまうと起こる可能性があります。
例えば、
「I want to take a seat.」(直訳:私は席に座りたいです。)
上記のセンテンスの最後の「seat」の部分をカタカナで表記すると「シート」になります。
しかし、実際にこちらのセンテンスをカタカナ英語でネイティブに言ってしまうと別の意味で受け止められてしまうかもしれません。
どういうことかと言いますと:
「Seat」はシートではなく、Cの発音に近いです。
「C」とは「si」の音で、「シ」の音ではないです。
しかし、「Seat」を「シート」と言ってしまうと・・・
「私はトイレに行きたいです。」
とネイティヴに伝わってしまいます。
なぜなら、「シート」または「シット」は英語で下品な言葉の一つであり、その単語に聞こえてしまっているからです。
(実際にアメリカなどの英語圏ではテレビで放送できない言葉の一つです。)
なので、上記の意訳とは比較できないほどのスラングに解釈されてしまう恐れがあります。
では、ネイティブとの誤解を招かないためには?
こういった誤解を招かないためには発音を直すことが重要になってきます。
例えば単語の抑揚を工夫をしたり、音にアクセントを付けたりして発音を改善することができます。
Real English Pronunciationのクラスで発音を綺麗にし、今回のような誤解を招かないようにしてみませんか?