和製英語とは?
皆様は和製英語をご存知ですか?
今回は発音のことではなく、日本人がよく英語と勘違いする和製英語についてお話していきたいと思います。
「和製英語」を耳にしたことがあると思いますが、実際には思いつく単語は少ないと思います。
なぜなら、英語と和製英語の区別がついていない日本人が多いからです。
まず、和製英語とは日本人が外国語をもとに、オリジナルのカタカナ語に作り変えて使っている言葉です。
しかし、いくらカタカナで書いてあるとはいえ、和製英語は所詮日本語です。
なので、外国人に対して和製英語を使っても意味が通じません。
今回はそんな和製英語と実際に英語に存在する単語を紹介していきたいと思います。
英語と勘違いしがちな和製英語
和製英語の中でも英語と同じ単語が存在しますが、意味合いが全く異なることがあります。
ネイティブと話している際に和製英語の意味合いを英語として扱ってしまいますと、思わぬ勘違いを招いてしまう場合があります。
勘違いしやすい和製英語の例
- アバウト(about):日本語でアバウトの意味合いは「曖昧な」や「はっきりとしていない」であり、よく使われます。しかし、実際に英語の”about”は量についてであり、「およそ」や「約」と言います。さらに、「〜に関して」や「〜について」という意味合いも持ちます。
和製英語の意味でアバウトを英語で言ってしまうと:”That’s too about.”こちらは文法的にあっていませんし、意味が全く伝わりません。 - マンション(mansion):日本語でマンションというと一般的なビルや中高層集合住宅を示します。しかし、正しい英語は”apartment”です。マンションという英語は存在しますが、それはハリウッドセレブが住んでいそうな大豪邸などの立派な家を指します。なので、外国人にマンションに住んでいると言ってしまうとかなりのお金持ちだと思われてしまいます。
- スマート(smart):日本語のスマートの意味合いは主にスリムですらっとした体型を指します。しかし、英語の”smart”は全く違う意味です。”Smart”とは頭のいい人や賢い人を意味し、さらに手際よくやっていることに対しても”smart”と言います。なので、”You are smart!”というといい意味で勘違いされそうです!
何気なく日常的に和製英語を使っていると思いますが、ネイティブにそれらを使ってしまうと勘違いを招いてしまう場合があります。
なので、和製英語と実際の英語の意味合いをインプットしていくと勘違いを招くことを抑えることができます!