そもそもネイティブとは?
「ネイティブのような発音になりたい!」と思っているだいたいの方は、実際に「アメリカ人のような発音になりたい!」となんとなく思っているかもしれません。
ではなぜネイティブ=アメリカなのかと言いますと、アメリカの文化が日本に深く浸透しているからです。アメリカの映画の影響などにより、日本人にとってインターナショナルとは必然的にアメリカを思い浮かべます。
しかし、ネイティブ英語とはアメリカ以外に67カ国の地域に存在します。なので、国が違えば、発音やアクセントが違ってきます。
代表的な英語圏は:
アメリカ、イギリス、オーストラリアとニュージーランドです。
これらの国の発音の区別がつきますか?
まず、アメリカとイギリスの発音の違いとは?
- 単語の強弱(強調して発音する部分)の違い
例えば、
Perfume (香水)の発音をする際に、アメリカ英語はper-fumeとfumeを強調して発音するのに対してイギリス英語はper-fumeとperを先に強調しています。
さらに、detail(詳細)の発音も同じく、
アメリカ英語はde-tailと後者のtailを強く発音することに対して、イギリス英語はde-tailと前者のdeを強調して発音します。
- TとRの発音の違い
アメリカ英語は子音の”r”を発音するのに対し、イギリス英語はしません。
例えば、
アメリカ英語はhereのr(ヒィル)を発音しますが、イギリス英語ではrが無くなります(ヒぃー[あくまでも発音のイメージなので、カタカナでは正しく発音を書けません])。
Rと同様に、イギリス英語は母音に含まれた”t”をはっきりと発音します。
一方で、アメリカ英語は”t”を発音するというよりか、”d”を言っているように聞こえます。
例でいうと、
Waterをイギリス英語はウォータといいますが、アメリカ英語はワダーまたはワラーと発音します。
これらの違いは実際に聞かなければ理解しづらいと思いますが、「ネイティブ英語」とはアメリカ以外にも多数の国のアクセントや発音も指していることを覚えておいてください。
未来電子内で行われているReal English Pronunciationはアメリカ英語を中心的に発音を教えています。
このコースの指導者であるマット先生はアメリカ人ですが、社内にはオーストラリア出身の社員さんもいます。
アメリカ英語が身についてきたら、オーストラリア英語も学んでいくのもいいですね!