こんにちは、人事の中津です。
学生の中には将来、漠然と企業したいと思っている人も
いると思います。
私もそう思っています。
しかしそう思っていても、なかなかどのようにして始めればいいか分からないですよね。
私はどのように新しいビジネスやサービスが生まれるのだろうと疑問に思い
いくつか、新規立業型のインターンやビジネスアイデアを検証するインターンに参加しました。
その同じインターンに参加している人の中に明らかにレベルが違う人がいました。
彼は実際に、2年ほど前からビジネスを自分でやっておりかなり勉強と経験を積んでいました。
そんな彼がオススメしてくれた本が「起業の科学」です
しばらくここで学んだことをアウトプットしたいと思います。
PMFを達成できるか
スタートアップの生死を分けるのはPMF(Product Market Fit)
を達成で切るかどうかどうである。
いくら優れたプロダクトを生み出しても、市場に受け入れられなければ成長はできない。
PMFを達成するためにアイデアが市場から求められているかどうかを検証することが求められる。
では、スタートアップにとって最も重要なアイデアは何か?
それは課題の質にフォーカスすることである。
- 失敗例
自分たちの技術力にすごい自信があり
「良いソリューション」をそのまま「良いアイデア」だと思い込んでしまうこと。
市場で輝きを放つアイデアは課題の質とソリューションの質がいずれも高い。
ではそのようなバリューのあるアイデアはどのように見つけるのか?
その筋道は
「課題の質を上げてから、ソリューションの質を上げる」
この1つしかない
よってスタートアップを始めるにあたって
真っ先に注力すべきは解決を目指す課題の質を向上させることである
課題の質を決める3つの要素
- 高い専門性
- 業界の知識
- 市場環境の変化(PEST)に対する理解度
視点、知識、経験は極めて重要であり、しかもファンダー個人に求められる。
自分ごとの課題を解決せよ!
課題の質を高めるには、もう一つの要素がある
ターゲットとする課題が「自分ごと」であるかどうかである
Airbnbは共同創業者であるブライアン・チャスキー氏が
家賃が払うお金がないという切迫した状況を解決するために
ブログに「部屋を貸して欲しい」というオファー掲載したことから始まっている。
- 自分の痛みを感じている具体的な課題
- その課題自分ならどのように解決するか?
という順番でビジネスアイデアが形成される。
自分ごとの課題の当事者は必ずしも本人が当事者である必要はなく
周りの身近な人の課題でもそれを十分に理解していれば問題はない
まとめ
以前はアイデアベースでしかビジネスを考えていませんでした。
「誰の何を何のために解決するのか」
ビジネスモデルを考える前にそのアイデアが市場で受けいれられるのかという
検証が何より大事だなと感じました。