相手の潜在意識をコントロールする


こんにちは!人事の中津です。

本日はどのようにすれば相手から信頼を得れるかについてお話したいと思います。

 

親しくなれば、信頼される

 

偶然、同じタイミングでネクタイを直した。

偶然、同じタイミングで頭をかいた。

偶然、同じタイミングでくしゃみをした。

 

そしてお互いに顔を見合わせ、思わず笑いがこみ上げる。

こうした経験がある人は多いのではないでしょうか?

 

心理学用語で相手との親近感や信頼関係のことを『ラポール』と呼びます。

私たちは、自分と同じ仕草や動作を行う人に対して、そのラポールを抱きやすいのです。

 

つまり人は、自分の動きをマネしたり模倣したりする行為を「自分への好意の現れであり、ラポールの成立」だと心理的に認識するのです。

 

こうした心理現象を活用して意識的にラポールを成立させ、人間関係を良好に保うとするテクニックを『マッチング』もしくは『ミラーリング』と言います。

 

マネする

この方法は、あなたが親しくなりたい人や信頼関係を結びたいと思っている人の動きをマネする。それだけです。

 

打ち合わせの時に相手がお茶を飲んだら、ワンテンポ遅れて自分もお茶を飲む。

相手が足を組んだら、自分も足を組む。

ネクタイを直したら、自分もネクタイを直す。

 

注意すべき点は一つだけ。

それは「相手にマネていることを悟られない」ということです。

マッチングは相手の潜在意識に働きかけることで成立するものです。

あからさまに真似てしまっては、

「ふざけているのか」となりかねません。

あくまでも自然に、相手にバレないように動きや仕草を合わせていくことに意味があるのです。

 

さらに相手の言葉の一部をさりげなく復唱すると言った「言葉」を合わせる方法。

相手の息継ぎに合わせて軽く頷いて相槌を打つといった呼吸を合わせる方法。

相手が持っているものと同じものを持つ方法などもマッチングの一つです

 

まとめ

そうしたマッチングを行ってラポールが形成され始めると面白いもので今度は相手がこちらの動きや仕草を少しずつ真似るようになってきます。

もちろん相手は自分では気づかず無意識のうちに動きを合わせているのです

そしてこの現象が起こった時相手はこちらの事を

「この人とは何だかフィーリングが合う」と思うのです。

親しい仲間であり信頼できる味方と認識させるために相手の動きや仕草を真似ることが重要になります。