頼みごとを気持ちよく引き受けてもらえる分担の法則


こんにちは!

人事の中津です。

 

職場でも学校でも家庭でも人と生活する環境では誰かに何かを頼むという機会がたくさんあると思います。

人に頼み事をしたことは一度もないという人の方が稀だと思いますが、断られたくない、嫌な顔されたくない、借りを作るようで嫌と、頼み事が苦手な人は思いのほか多いのかもしれません。

 

そこで人に何かを頼んだ時に気持ちよくやってもらうテクニックがあったら最高だと思いませんか?

 

同調行動

複数の人間がいる集団生活などにおける状況下では人が多数、あるいは家族や恋人など大切に思ってる人の行動や意見の影響を受けやすい傾向があります。

 

マジョリティの行動や主張と同じようなことを意識的あるいは無意識にしてしまうことを同調行動というのですがここでははそれを活用します。

 

「田中さんにはこれをやってもらっているので、私はこれか〇〇をやります。だからあなたは〜をしてください」

これだけで単純にコピーだけを頼んだときよりもスムーズに聞き入れてもらえる可能性はぐっと高くなります。

 

「ごめん田中さん忙しいところに悪いけどこれを3部大至急コピーしてくれないかな」

これでも十分気を使った言い方ですがさらに一言加えると効果的です。

 

分担の法則

「あと10分で部長に出す書類をまとめなければいけないのだけど、これを大至急3部ずつコピーしてくれないかな」

家庭内だと「新聞取ってきて」

よりも「出かける用意をするからその間に新聞を取ってきてくれる?」とか

「晩御飯の買い物に行ってくるから、その間にお皿を洗っておいてくれないか?」

というように作業分担の概念を植え付けられています。

 

働かざるもの食うべからずではないですが、誰かが何かをする以上何もしないわけにはいかないのだという潜在意識に刷り込まれているのです。

分担の法則を使えば反発を最小限に抑えて頼み事はが可能です。