貧乏は家を買う


こんにちは!人事の中津です。

本日は『金持ち父さん、貧乏父さん』からのアウトプットです。

 

持ち家は資産でも投資でもなく負債となる

 

今でも家は資産となるかは議論の対象になるだろう。

多くの人にとって家は夢であり最大の投資だということは確かであり、持ち家を持っている方が何も持ってないよりはマシなのは間違いない。

しかしここで言いたいのは、よく耳にする考え方には全く別の見方もあるということである。

 

人間はもっと大きくて立派な家を出て隣近所の人に自慢したいと気持ちはある。

しかし私達は家が資産でないことを知っている。

家計からお金を吸い取って行くからにはそれは負債なのである。

 

全ての人がこの考え方に賛成することは限らないことは承知である。

なぜなら家というのは、ただのものではなく感情的な意味を持ってるからだ。

様々な感情がファイナンシャルインテリジェンスを鈍らせることがあり、個人的な経験からお金に様々な決定を感情的なものにする力があることを知っている。

家を持つことに対して、次の5つを頭に入れる必要がある。

 

1,ほとんどの人は完全に自分のものにならない家のために一生お金を払い続ける。

ほとんどの人は何年かおきに新しい家に買い換えるがその度に、前の家の支払いは済ませても大抵は前より大きな家を買うために新たな30年ローンを組むことになる。

 

2,たとえ住宅ローンの返済の利子分を取得税の対象の所得から排除することができたとしても、その他の経費は税金を取られた後の収入から払わなければならない。

たとえローンを払い終わったところでその経費は変わらない。

 

3,固定資産税の馬鹿にならない

 

4,家の価値は常に上がるとは限らない。

100万ドルで購入したが10年後ははそれよりずっと安い値段でしか売れないことがほとんどである。

 

5,持ち家を所有することに伴う損失の中で最大のものはそれによって大切なチャンスが失われることである。

家に全てのお金をつぎ込んでしまったらあとは前にも増して一生懸命に働くしかないのだ。

 

というのも家にかかるお金が支出としてどんどん出ていく一方で、資産の欄には何もたまらないからである。