英語は“上手い/下手”ではなく“上手く伝えること”が大事


こんにちは。同志社大学3回生の辻です!

 

「英語が上手く喋れるようになりたい!」

「英語を学ぶために留学をするの」

日本に来てからこのようなことを言っている人にたくさん出会ってきました。

もちろん上手く喋れるようになりたいと思うのはみんな一緒です。友達の輪も広がりますし、自信にも繋がりますし、「憧れ」というのは誰もが持っていることかもしれません。

 

しかし、英語は上手いや下手ではなく、“上手く伝える”ことが大切だと思っています。

そんなに喋れなくても英語でコミュニケーションを取ることはできますし、反対に、上手いからといって必ずしも上手くコミュニケーションが取れるというわけではありません。

 

そこで今回は英語は“上手く伝える”ことが大切だということについてお話ししたいと思います。前回の記事に引き続き私自身のことになってしまいますが、私が経験して感じたことはこの記事の大切なことになると思っているので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

英単語を組み合わせるだけでも気持ちがあれば伝わる

私は京都にある旅館でアルバイトをして3年目になります。

インバウトブームにより、訪れるお客様の8割が外国人で、職員同士のコミュニケーション以外は英語を使用することが多いです。

しかし、働く条件として英語が話せないといけないということはありません。

むしろ、英語が話せないスタッフがほとんどです。ある程度英語ができる私は、アルバイトを始めたばかりの頃「英語でお客様と話せるだけでお客様が喜ぶ」と単純に思ってしまっていました。

 

もちろん、お客様に対して安心感を与えていることは確かだと思います。共通言語で対応してあげるだけで笑顔になってくれたり、頼ってくれたりすることはアルバイトを始めたばかりの頃から変わらないです。

 

しかし、1ヶ月目に周りのスタッフを見ていて、いいサービスを提供することは、言語能力だけではなく「英語でコミュニケーションをとりたい」「いいサービスを提供したい」という気持ちが大切だということに気がつきました。

 

働いて5年目になる先輩のスタッフは、知っている英単語を並べるだけでもお客様を笑顔にしていました 。

例えば

「皆様ご一緒の写真をお撮りしましょうか?」を

「Would you like me to take a picture for you ?」

と言いますが、先輩は

「Take picture together?」

とたった3つの英単語を並べて言っていました。

文法が正しいかどうかという基準から判断すると正しくはありませんが、いいサービスを提供しているかどうかという面でみると「写真を撮ってあげたい」というサービス精神があるだけでお客様を満足させることができています。

 

の経験を通して私は、英語が話せるということをアドバンテージに考えるのに加え、お客様にいいサービスを提供したい、コミュニケーションを取りたいという気持ちを常に持つようになりました。

【最後に】

私がこの記事を通して最も伝えたかったことは、英語でコミュニケーションをとるために必ずしも英語が上手くないといけないということではないのです。

もちろん、ある程度単語を知っていなければならないかもしれませんが、どのように相手に自分の言いたいことを伝えるか、その気持ち次第で英語でコミュニケーションが取れるようになるということです。