外来語の全てが英語で通用するわけではない?


こんにちは!

英語チームの辻眞裕美です。

今回は外来語についてお話ししたいと思います。

ドア、フォーク、スプーン、ナイフのようにカタカナで表記されている言葉は外来語と呼ばれます。

外来語は、そのまま英語でも通用することが多いですが、中には、英語由来でないものがあります。

 

英語由来の他に、ドイツ語やフランス語、ロシア語、ポルトガル語、オランダ語などに由来する語がたくさんあります。

また、英語の単語を元に英語らしく作った英語圏の人には通用しない「和製英語」というのもあります。

要するに、日常的にみなさんが使っているかもしれない言葉や表現が、そのまま英語で通じるとは限らないのです。

そこで今回は、意外と英語では通じない外来語についてみなさんとシェアしたいと思います!

 

・    アルバイト

アルバイトは、英語でPart time jobと言います。

「アルバイト」という単語はドイツ語のArbeitに由来するものです。しかし、 ドイツ語のArbeitは「仕事」という単語が外来語として定着したものなので、私たちが使用するアルバイト、非正規雇用の意味とは少し異なります。

 

・    ノートパソコン

ノートパソコンは英語でLap topです。Lapは「膝から太もも」、Topは「〜の上に」という意味を持つので、「膝や太ももに乗せて使えるパソコン」という意味でLap Topと呼ばれています。

〜食べ物編〜

 

・    カステラ

カステラは英語でSponge Cakeと言います。「カステラ」は、ポルトガル語が語源であり、これが外来語として定着したものです。江戸時代、南蛮貿易をしていたポルトガルから日本に広まったそうですよ。

 

・    オードブル

オードブルは食事の前菜やおつまみのことを指しますが、もともとはフランス語で、外来語として定着したものです。英語では、Appetizerと言います。

 

・    ハンバーグ

ハンバーグはそもそも日本の食べ物なで、「ハンバーグ」という食べ物自体が海外にはありません。そのため、英語でハンバーグといっても英語では通用しないのです。パンに挟んで食べるのが「ハンバーガー」、あえてパン無しで食べるのであれば「ミートローフ」になります。これが、日本で呼ばれる「ハンバーグ」に近いものになると思います。時々、「ハンバーガーにパンが挟まっていない食べ物」というふうに説明する人もいます。

 

・    シュークリーム

シュークリームは和製英語なのでそのまま言っても英語では通用しません。I love シュークリームとそのまま言ってしまうと、「Shoe Clean」、靴を磨くと聞こえてしまう恐れがあります。シュークリームは海外ではあまり普及していないのでどのようなお菓子なのかを説明しなければならない場合もありますが、英語でCream Puffという訳ができます。

 

〜日本独自の短縮形〜

・    アパート

Apartment houseの短縮形

・    アクセル

Acceleratorの短縮形

・    エアコン

Air Conditionalの短縮形

・    スーパー

Super Marketの短縮形日

などといった単語は英語の短縮形として日本に定着しているものです。

これらも英語では通用しないので覚えておきましょう。