こんにちは。辻です!
色々なネイティブの英語を聞きながら「色々なアクセントがあるなぁ」と思うことはありませんか?
地域によって日本語に訛りや方言があるように、英語にも訛り(アクセント)があります。
そこで今回は、様々な英語の訛りについてご紹介したいと思います。
アメリカ英語とイギリス英語の訛りの違い
州や地方によって異なるのですが、基本的には、アメリカ英語(American English)とイギリス英語(British English)に分けられます。ちなみに、日本での英語教育はアメリカ英語なので、アメリカ英語を身近に感じる人がほとんどだと思います。
私が思うアメリカ英語とイギリス英語の主な違いは、“T”と”R”の発音の違いにある気がします。
Water (お水)とBetter(AよりBの方がいい)という単語を使って見ていきましょう。
・ アメリカ英語:”R”を強めに発音し、”T”を弱めに発音する
→wateR, betteR(イメージとしては、”T”を発音する時に舌を丸め、”R”を発音する時に舌を丸めてから弾く感じです)
・ イギリス英語:”R”を少し弱く発音し、”T”を強めに発音する
→waTer, beTTer(イメージとしては、”T”を発音する時に舌を歯に挟み”R”を発音する時に歯に挟んでいた舌を戻す感じです)
このように、アメリカ英語とイギリス英語のアクセントは異なります。みなさんが馴染みのあるアメリカ英語の方が聞きやすいと思われる方がほとんどだと思いますが、案外イギリス英語は発音がしっかりしているので聞き取りやすい時も多いです。
他の国の英語のアクセント
アメリカ英語とイギリス英語が代表的な英語のアクセントの分け方としてありますが、もちろん他の国でも英語に訛りがあります。
例えば、私の故郷でもあるシンガポールの公用語は英語ですが、アメリカ英語の訛りやでもイギリス英語の訛りでもなく、シンガポール独特の英語の訛りがあります。
一般的にこれを”Singlish(シンガポール英語)”と呼ぶことが多いです。
特徴としては、アクセントも大きく異なるのですが、語尾に”Lah”や”Lor”などをつけることです。
”Yea lor/lah”という感じです。イメージとしては、関西弁で「そうやねん」や「そうやな」のように「そう」という言葉の語尾に何かをつける感じです。
最後に
この記事を読んで、「確かにこういうアクセントがあったなー!」「こういうとこが違ったんだ!」と思っていただけるようなことはありましたか?
日本語に方言や訛りがあるように、英語にも方言や訛りがあります。地域や地方ごとに異なるので見つけてみると楽しいかもしれないですね!