今回のアウトプットは、マーケティングチームマネージャー業務を頑張っている高山さんです!
初めて参加した読書会で、「Yahooの1on1」を読んだ。マネジメントについて悩んでいたので、ちょうどそれっぽいタイトルだったから選んだのだが、学べることは予想以上に多かった。
*これまでの僕
まず、僕の1ヶ月のメンバーとの会話を振り返ると、とにかく知識を与えていたことに気づく。
面談(1 on 1)をしているときも、相手が持っている悩みはできるだけ解決したいという気持ちからとにかくアドバイスをしていた。
相手の悩みを聞いては、自分が考えて、そういう行動をしてもらえるような意見を与えていたのだ。
この本を読むまでは、この行動が正しいと勝手に思い込んでいた。
*面談は自分のためにあるのではなくてメンバーを成長させるためにある
メンバーに自分の聞きたいことを聞いて納得し、それに対してアドバイスを与えて得意になるのは単なるエゴだ。これではメンバーは2つの問題に衝突する。
- 自分で考えなくても答えをくれると考えることをやめてしまう
- 自分のことをしっかり聞いてもらえないと思い信頼できなくなる
こうなってしまうと、メンバーの成長どころか逆のことをしてしまっている。
本当はどうすれば良いのか?
*聞き役に徹する
聞き役に徹して、相手の本当に考えていることを引き出す。
考えている最中には相槌やおうむ返しで相手の言葉を遮らないと書いてあった。
問題を僕が解決するのではなくて、メンバーが解決できるように思考を助けてあげる、それこそ面談だということがわかった。これをすると2つのいいことがある。
1自分のことを理解してくれていると信頼度が上がり、本音を話してくれる
2考えているうちに思考が整理されて、メンバーが成長してくれる
実際にYahooでも実践すると業績が上がったそうである。
□これから
これからはこの本に書かれていたことを生かして、メンバーの聞き役に徹する、メンバー自身に答えを出させるという点を意識したいと考えた。
また、信頼関係の構築もマネジメントに必要不可欠な要素であることも再確認した。これらのことを意識して来月も成長につなげていきたい。非常に有意義な読書会であった。