どーもこんにちわ、京都オフィスの馬場です。
8月が終わり9月が始まりましたが、台風の時期ということもあって微妙な天気が続いています。
しかし、台風にも負けず出勤日は頑張って読書会に参加しています。
そんな僕が最近読んでいるのが、「憂鬱でなければ、仕事じゃない」という本です。
この本には、幻冬社代表取締役の見城徹さんとサイバーエージェント代表取締役の藤田晋さんの仕事に対する考えが書かれています。
今回は、本のタイトルである「憂鬱でなければ、仕事じゃない」という見城さんの言葉の意味について紹介します。
□憂鬱でなければ、仕事じゃない
ふつう人は、憂鬱なこと、つまり辛いことや苦しいことを避ける生き物です。 ただ、辛いことや苦しいことから逃げて楽な仕事をしたところで、大した成果は得られません。
憂鬱こそが黄金を生むとされています。
マルクスは、人間を受苦的存在と規定しており、ドイツ語で受苦とは、パッション、つまり情熱を意味します。 人間は苦しいから、情熱を感じ、それを乗り越えて行けるということなのです。
人生において大きな分岐点に立たされた時に、人はくよくよ悩むものです。 悩むことはもとより憂鬱であり、おのずと限界があります。
それを乗り越えるためには「暗闇の中でジャンプする」しかありません。 確かに先行きが見えないなかで、とても不確実性が高く怖い気持ちはありますが、未知の世界やステージに飛び込むからこそ、前進があります。
迷った時はやめておくという方が多いですが、人生とは暗闇のジャンプの連続なのです。
先が見えず不安で憂鬱な日々を乗り越えて前に進む人にだけ、新しい価値ある何かを生み出すことができるのではないでしょうか。