こんにちは! マーケティングチームの山川です。
今回は「NO」を「YES」に変える7つの「伝え方」を紹介します。
□コトバは作れる
皆さんは誰かにお願いするときに、自分の思ったことをそのまま発言していますか?
僕はそのまま発信していました。
しかし、それではなかなか「YES」をもらえません。
どうすれば相手に自分の願いを聞いてもらえるのか?
どれだけ自分の思いを伝えてもなかなか結果は変わりません。
自分がしてほしいことと、相手がしたいことが一致することはなかなかありません。
「YES」をもらうには「自分がどうしてほしいか」ではなく「相手がどうしたいか」を考えます。
相手が「YES」と言いたくなるようなコトバを作るのです。
「YES」をもらいたいときは、「自分がしてほしいこと」をそのまま伝えるのではなく、「相手がしたいこと」にコトバを作り変えましょう。
□「YES」をもらう7つの伝え方
「相手がしたいこと」にコトバを作り変える方法は7つあります。
1:相手が好きなことをする
2:相手の嫌いなことを回避する
3:相手に選択肢を与える
4:相手の認められたい欲を満たす
5:相手に限定する
6:相手とチームを作る
7:相手に感謝する
それぞれにテクニックがありますが、一番簡単なことは「感謝する」ことです。
人は誰でも感謝されたら嬉しくなるものです。
「YES」をもらうためにまずは「感謝」から始めましょう。
□コトバを作る3つのステップ
上記の7つのテクニックをうまく使うためには3つのステップが必要です。
1:自分の頭のコトバをそのまま使わない
まずは思いついたコトバをすぐに発信するのではなく、グッとこらえましょう。2:相手の頭を想像する
次に相手の頭の中を想像してください。
「自分がしてほしいこと」ではなく、「相手がしたいこと」を想像します。3:相手にメリットがあるコトバを作る
相手のしたいことが想像できたら、相手が「YES」と返事をした時のメリットを探しましょう。
相手のメリットに合わせて上記の7つからコトバをつくり出せば自ずと「YES」がもらえる確率が高くなります。
例えばデートに誘いたい相手がいるとします。
あなたはデートがしたいので「デートしませんか?」と言います。
これでは当然断られます。
「デートしませんか?」と言いたいのをグッとこらえて相手の頭を想像します。
相手は「デートはしたくないが美味しいものは食べたいのでは?」と想像したとします。
そうすれば上記の「相手の好きなことをする」「相手に選択肢を与える」を使ってコトバを作ります。
「驚くほど美味しいパスタと、チーズダッカルビの店があるけどどっちがいい?」
相手はあなたのデートはしたくなくても、美味しいものは食べに行きたいです。
美味しいものにも選択肢があることで、断るという選択肢が薄れます。
食事することは実質デートですから、この質問に「YES」をもらえたら見事デートにいけるわけです。
自分の思いをそのまま発信するのではなく、相手のメリットに合わせたコトバを作ってから発信するようにしましょう。