この本を読んだのは4ヶ月ぶりでした。マーケティングチーム高山です。
1回読んだ本はたまに2週目を読むようにしてるのですが、いつも自分の記憶力の低さがわかります。笑
今回は「採用基準」を読んだ感想を書きます。
□マッキンゼーの採用基準
外資系コンサルというと、地頭が良くて論理的思考力がある人を採用したがっていると思いますよね。
ただ、実際は違います、それだけしか能力がない人材をマッキンゼーはほしいと思わないようです。
では、どんな人を採用したいのか?
答えは、リーダーシップのある人物です。
□マッキンゼーの求めるリーダー像
マッキンゼーの求めるリーダーには次のような特徴が挙げられます。
・自分の仕事やチームの仕事を主体的に行い、成果を上げる能力
リーダーの目的は調整することでも雑用をすることでもなく、チームメンバーの力を最大限生かして全体としての成果を最大化することです。
それがわかっていないと、全員の意見を尊重したり、自分がめんどくさい役を全て担ったりする間違ったリーダーとなってしまいます。
それともう1つ、この資質は先頭に立つ人間だけに求められるわけではありません。
組織の中で自分の立ち位置を誰かの下として、その中で与えられた役割を果たしていくという考え方ではなく、自分から放射線状に色々な人が関わっていると考えるべきです。
つまり、自分の仕事の監督は自分であり、常に全体を見ながら自分の頭で目の前の仕事を考えていくことが求められるということですね。
□これからの業務にどう活かすか
成果を残す仕事をすることは、必ずしもみんなが楽しく働く状態になるわけではありません。
時には反対意見を述べて、全体の何となくで決定していく空気を否定する必要もあります。
そして、十分に立証できていないことを信じて決断する能力も求められます。
これからの業務では、この本で学んだ理想のリーダー像というものを活かしつつ、ポジションとしてリーダーとかは関係なくどの立ち位置にいてもリーダーシップを発揮できるようになりたいと強く思います。
また、全体が良くなるための行動は迷わずに率先して行うのは日々の業務でも同じです。
チーム、会社の成果を最大化するために行動を惜しまない人を目指します。