京都

日常に溢れるお願いをYESに変える方法[コトバ編]

日時 平日毎日(7:00~8:00)
開催地 京都オフィス
住所 【京都営業所】〒604-0924 京都府京都市中京区一之船入町537-31 リベルタス御池5F
参加費 無料
定員 --
服装


 

日常に「お願い」することはたくさん溢れています。

 

「食器洗っておいて」
「このタスクお願いできますか?」
「明日当番変わってくれる?」
「ご飯行かない?」

 

家事、仕事、恋愛等々
こういった「お願い」は毎日避けて通ることができないものだと思います。
このお願いでYESを取って行けるだけで、かなり人生豊かになると思います。

 

差し当たって仕事でこのスキルが必要となったので、この本で得た学びを書きたいと思います。

 
思っていることそのまま→相手の頭の中を想像してから言葉を作る

 

 

基本的に上記にあるような「お願い」が上手くいっていない人は、思っていることをそのまま言ってる人が多いです。
相手に動いて欲しい。「お願い」を聞いて欲しい時は、一旦思っていることを飲み込み相手の頭の中を想像した上で言葉を作るのが良いです。

 

自分の思っていることをそのまま伝える「お願い」は、わがままになりかねません。

 

 

 

以下、「お願い」する時に注意するべきことを5つにまとめました。

 

1,相手目線ファーストで伝える
2.yesを前提にして、選択の余地を与える
3,お願いと同時に承認欲求を満たす
4,チームや所属意識を持ってもらう
5,感謝ファーストで伝える

 

 

1,相手目線ファーストで伝える

相手のメリットファーストで伝える
相手のデメリットファーストで伝える

 

例えば、ご飯に誘う時に

 

「ご飯に行きませんか?」

 

という誘い方は自分目線になってしまっているケースが多いです。

自分がその人と話したい、ご飯に行きたいからそれをそのまま提案している形です。

 

 

一方で、

 

「この前鳥料理が食べたいって言ってましたよね、いいお店見つけたので言ってみません?」

 

だと、相手目線での提案になります。
確かに、下心がありそうですが相手側のメリットを伝えています。
また、やって欲しくないことを伝えることも同じです。

 

例えば、

 

「自転車を停車しないで下さい」

 

という伝え方をされると、停車してしまう人もいるでしょう。
特に、若い人はやるなと言われたらやりたい衝動になってしまう人もいるくらいです。

 

しかし、ここも相手の目線

 

「停車すると撤退されてしまいますので停車しないで下さい」
と相手に起こる不利益、デメリットを伝えると実際に停車する自転車は減ります。

 

 

 

2.yesを前提にして、選択の余地を与える

 

 

これは結構よくあるので皆さんも経験したことがあるかと思います。

 

AとBどっちが良いと聞かれて、Aという選択をする。
そしてその後そのAを選んだという責任を負う。

 

例えば、
「最近おしゃれな海鮮居酒屋と行列のできるレストラン見つけたんですけどどっちが言ってみたい?」

 

と言った感じです。

 

そもそも
あなたとご飯行くなんて言ってないですよね。

 

ただ選択肢として
あなたとご飯にくかどうか のYes or Noではなくて
おしゃれな海鮮居酒屋 or 行列のできるレストラン
で聞いていますよね

 

そして後者においては、
あなたとご飯にくかどうか のYes
の前提で進んでいます。
セコイ感じがしますが、有効的です。
相手は自分が選択しているので、そのことに対する愛着や責任感も出てきます。

 

 

 

3,お願いと同時に承認欲求を満たす

 

 

「あなただから…..」

「あなただけに….」

 

と言ったふうに、自己承認欲求を満たすやり方です

 

 

 

4,チームや所属意識を持ってもらう

 

 

実際に家族のシチュエーションをイメージして見て欲しいです。

親御さんが息子に対して、

 

「勉強しなさい」

 

と言ったケースか

 

「一緒に勉強しよう!」

 

と言って一緒に机に座って本を読んでいるケースとどちらの方が子供はこちらの意図通りに行動に移してくれるでしょうか?

 

これは間違いなく後者でしょう。

 

子供に限らず、人は自分が行うことに対する当事者意識を持つとその対象を良くしたくなります。

例えば、握ったおにぎりマズくしたくなる人はいないのと一緒で、自分が大いに関与していると感じると愛着と責任が発生して行動したくなります。

 

 

 

5,感謝ファーストで伝える

 

いつもの感謝から伝えるやり方です。
例えば、

 

「いつも感謝しています」

「ーーについていつも助かっています」

 

と言った感謝ファーストで伝えることです。
これも上記4にあげたこととにてきますが、感謝を示すことによって相手はあなたに対して当事者意識を持ちます。
言い換えると、相手は本能的に、自分があなたに影響を与えることができる存在であることを認識するのです。

 

そうなったら、相手はあなたを悲しませたくないし、できるなら喜ばせたくなります。

 

以上のことは、ビジネスマン、主婦、学生問わず必要で人生を豊かにできる能力だと思うので是非利用してください!