そろそろ情報感度の高い学生たちは、サマーインターンを意識し始めている頃でしょうか。周りが少しずつ動き始めている気配を感じて、焦りを感じている人もいることでしょう。将来のことを考えれば、早く動けば動くほど、有利になることは間違いありません。しかし、、、
サマーインターンが当たり前になり、コモディティ化してしまった今、サマーインターンだけで優位性を手に入れることはできないでしょう。「サマーインターンに行きました。」というだけで、例えば就活で説得力のあるストーリーになるとは思えません。早く動くということ自体、本来は”差別化”のために行わなければなりません。「みんなが行っているから・・・」と考えてしまうと、みんなとやることが同じになってしまうので最終的に、”誰が1番上手いこと言えるか合戦”になってしまいます。本質的ではありませんね。むしろサマーインターンへ行こうとしている人たちを、”出し抜く”動きが必要になります。
せっかくサマーインターンに行こうと思うほど情報感度が高いのなら、わざわざサマーインターンが始まるまで待ってやる必要なんてありません。いまから動けばいい。すでに最先端を走る学生たちは、もう社会人の仕事に同行して、本当の”社会”を見ながら将来を考え始めています。まだなんのことやらわからないと思うので、まずは見てみましょう。3回生のうちから動き始め、すでに社会人と仕事の現場で対話をしている3人の大学生です。
目次
1st student’s pre-summer
なんとなく興味のあったWeb広告業界で、営業を体験。
何かやろうという気持ちはあったものの、何をやればいいのかわからなかったという岡田くん。GOuniteへ参加して、なんとなく興味のあったWeb広告業界へ。企画・営業・プログラマーの中から体験したい職種を選ぶことができますが、岡田くんは営業を選びました。広告営業の現場へ同行し、プロの営業をすぐ側で目の当たりにすることができました。
営業にはすこしだけ興味のあった岡田くんですが、現場をちゃんと知れたことで改めて営業の魅力を感じ、その道へ進む気持ちが生まれてきたようです。岡田くんはアザミグループという不動産会社でも社長のカバン持ちを経験し、実体験から彼の会社選びの基準は「社風」だと断言しています。なんとなく、の多かった岡田くんですが、今の彼にはしっかりした会社選びの基準があり、サマーインターンでも彼の基準に合わせた企業選びができることでしょう。岡田くんの将来が楽しみです。
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2nd student’s pre-summer
法務事務所で専門サービス業のビジネスを体験
とにかく何かしてみたい!という気持ちの強い倉谷くんが、こがわ法務事務所でビジネスの仕組みを体感してきています。こがわでは第一号参加者となった倉谷くんですが、持ち味のアクティブさを生かしていろんな人にインタビューをして回り、企業の課題を探して回っていました。”事務所”というカタい響きながら、若く、オープンなオフィスの中で、学生目線で企業に貢献できることをがむしゃらに見つけようとしていた姿が印象的です。
学生なりに、解決してみたいと思える課題を見つけた後から、どんどん楽しくなっていったと倉谷くんは話してくれました。1人目だったので少し難しい環境ではあったのかもしれませんが、自分なりに切り開きながら、社会人への改善提案まで行った倉谷くん。彼は3回生にして、社会を痛感している数少ない学生に変わりました。これからは”何かしたい”だけではなく、したいことを自分で決める人生が始まっていくでしょう。
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3rd student’s pre-summer
社長に新規オーナー獲得の企画を提案
不動産管理・企画を行うアザミグループに、松岡くんが体験しに行っています。最初は不動産について知りたい、ぐらいの気持ちだったようですが、体験を通じてアザミグループに貢献できていないという気持ちが強くなり、もう一周延長して企画提案を行っています。
社長に同行し、いろんな話を聞いて行く中で、アザミグループが抱えている問題に気づき、その解決策を企画して提案していました。社長が新卒採用を始めてみようかと考えるほど、その熱意は社長と、企業の心を動かしたようです。社会人ですら、新規企画の提案なんてなかなか生まれてきません。彼の優秀さは、この経験が証拠のストーリーになって社会で活躍していってくれることでしょう。
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サマーインターンより前に、決めることがある。
サマーインターンは、主に「説明会」です。新規事業立案なども含めて、ほとんどが採用目的です。そのため、なんとなく行ってしまっても、よくわからない説明を受けるだけで数日をムダにすることになります。ムダにしないためには、なんとなく行かないこと、つまり「行きたい企業をあらかじめ絞っておくこと」が必要です。そのためには、どんな業界・職種に興味があるかなどの”軸”がないと選ぶこともできません。すでに選んでいれば、興味のある業界、職種のサマーインターンにだけ時間を使うことができて、選考を有利に進めることができるかもしれません。こうなれば、サマーインターンは成功です。だからこそ、まずは自分の興味を決めることから。
社会を全然知らない学生が机に向かって考えても、ふんわりした興味、ぶれぶれの軸しか生まれてきません。みんな最初はそうです。岡田くん、倉谷くん、松岡くんのように、今の時期から動き始めて社会を知り、興味と軸を作ること。それだけで、サマーインターンから始める人たちと巨大な差をつけることができます。サマーインターン組を出し抜いて、将来を有利に進めていきましょう。
いますぐに動き始めたい人は
こちらからどうぞ。