皆さんは「長期インターン」と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?
「意識高そう」「聞いたことはある」など、あまり馴染みのない方も多いのではないでしょうか。
一方で、「就活に有利になる」「スキルが身につく」など、興味を持っている方がいるのも実情です。
そこで今回は、最近その注目度合いが高まっている、「長期インターン」に京都大学の学生が行くべき理由について、お話ししたいと思います。
目次
大学時代一番がんばっていたことは何ですか?
「大学時代一番がんばっていたことは何ですか?」
これは就活生が面接で聞かれて最も苦労する質問の一つです。
自分なりにがんばってきたことはあるけれど、部活や留学のように何か一つのことに打ち込んできたわけではない、これが多くの学生の本音だと思います。
しかし、大学4年間というのは長いようで短いもので、文系の方ですと3年目に就活が始まり、あっという間に就職のことについて考えなくてはならなくなります。
大学1,2年生の過ごし方が大切
「大学時代がんばっていたこと」
というのは、たいていが大学1,2年生の間の過ごし方で決まってくるもので、就活が始まってから作れるエピソードではありません。
なので、大学生活を漫然と過ごしてきた方にとっては、苦労の時期を迎えることになるのです。
そこで貴重なエピソードのソースとなってくるものの一つが、「長期インターン」です。長期のインターンは、短期のものと違ってしっかり時間を確保することができ、学生時代に全力で打ち込むことができます。
毎日ひたむきに努力していくという点で部活のような側面もあるため、毎日を充実したものにすることも可能です。
自分に合ったタイミングで始められる
そして、大学時代にがんばったことを「長期インターン」とする一つのメリットが、始めるタイミングが比較的遅くても大丈夫であるという点です。
部活やサークルというのは、ほとんどの人が大学入学時に入ることを決めてしまいます。
入学時に始めなかった人はなかなか後から始めることが難しく、一度やめると復帰することはほぼありません。
なので、後からがんばったことを部活やサークルにしようとしても、それはなかなか叶わないのです。
それに対して、「長期インターン」というのは、始める時期が人それぞれ違います。
1回生のうちから始めている人もいれば、
2回生の冬になって始める人、
4回生で就職が決まった後に始める人もいます。
これは採用時期が定まっていないという「長期インターン」の特徴によってできることで、皆さんにとって大きなチャンスを与えてくれます。
つまり、皆さんがその必要性を感じて始めようと思った時に、始められる機会を提供してくれるのです。
皆さんの所属していたコミュニティーを教えてください。
大学時代所属していたコミュニティーについての質問も、就職面接における定番です。
多くの人は部活やサークル、またゼミの名前をあげるでしょう。
この所属コミュニティーに関しては、どこかに入っていなければいけないということはないのですが、
所属していなければ必ずその理由を聞かれます。
どのコミュニティーにも属さないという人と違うことをしたからには、その理由を聞かれるのは当然で、それに対する明確な答えがなければ、
人と違うことをするのに意味はありません。
幅広いコミュニティーを作ることができる
この所属コミュニティーに関しても時期が重要で、その募集時期を逃してしまったり選考に漏れてしまったりすると、後から所属することが難しくなってしまいます。
インターンの場合にはそういった時期の心配がないことに加えて、より広い選択肢から選ぶことができるというメリットもあります。
インターン先を選ぶのは、半分就職先を選ぶようなもので、さまざまな企業から自分に合いそうなところを選ぶことになります。
その中には、もちろんほかの大学の人がいる企業もあれば、自分と同じような志を持った人がいる企業もあるでしょう。
社会人とのつながりができる
そして、インターンにおけるコミュニティー作りのもう一つのメリットが、社会人とのつながりができるということです。
コミュニティーという部分で、サークルや部活と企業の最も大きな違いは、企業は社会人による組織であるということです。
部員やメンバーがすべて大学生で構成される部活、サークルと違って、企業は社長をトップとした社会人組織です。
社会人による組織であるということは、それだけ組織形態がしっかりしており、豊富な知識、経験を持った社長に取りまとめられた組織は、やはり組織としての完成度が高くなります。
インターン生同士のつながりはもちろん、その企業の社員の方たちとのつながりは、ほかでは得られない特別なものになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
長々と「長期インターンシップ」に行くべき理由について語ってきましたが、その本当の理由ついては他人が語ることはできないのかもしれません。
各々がその必要性に気づき、自発的に動き始めた時にこそ、本当の理由が見えてくるのだと思います。
その必要性を感じ、行動を起こそうという意欲にあふれている方は、是非その第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
皆さんの飛躍を期待しています。
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