2017.7.5

1年やってみて考えた長期インターンの必要性、メリットとデメリット

立命館大学 インターン

野田 惠都


こんにちは、インターンの野田です。

 

僕は未来電子でインターンを始めて1年が経ちました。

そこで「長期インターンのメリット、デメリット」についてリアルに感じたことを書いていこうと思います。

 

1.インターンのメリットとデメリット

まずは僕が実際に一年間働いた上で感じた長期インターンのメリットとデメリットについて話して行きます。

 

【メリット】

  • 当たり前の基準が上がる

インターンに参加していると日々の当たり前の基準が上がります。

例えば「遅刻」。

友達同士で遊ぶ約束をしていた時に遅刻しても、もちろん怒られるとは思いますが、本気で「やってしまったなあ」とまで思うような場面って少ないと思います。

 

けど、インターンであれば、1人の社会人として会社の中で働くことになるので、遅刻の重みが変わってきます。

まず、自分が遅刻をすることで迷惑をかける範囲が変わるんですね。

遅刻したことでミーティングの時間が遅れてみんなの作業の時間を奪ってしまうこともあれば、遅刻をしたことでお客さんに迷惑をかけてしまうこともあります。

 

遅刻しないということは人として当たり前のことですが、そこに対しての基準がインターンをしていると自然と上がることになります。

他にも言葉遣いや、マナーなど、普段強くは意識しないけど、社会で行きていく上で当たり前として意識しておくべきことに対する基準が学生のレベル→社会人のレベルへぐっと引き上がります。

これは普通に学生生活をしているだけだとなかなか身につかないことなので、インターンのメリットの一つと言えるでしょう。

 

【デメリット】

  • 無駄な時間を過ごす可能性を秘めている

長期インターンともなるとかかってくる時間の量もそれなりに増えてくることになります。

例えば未来電子でいうと週2日〜3日の範囲で働いているインターン生が多いですが、正直この時間にできる他のことって無数にあると思ってます。

 

例えば、バイトしてお金を稼ぐこともできるし、留学に行こうとしている人なら英語の勉強の時間にすることだって可能です。

けど、そんな時間を費やしてするのが長期インターンです。

 

当事者意識を持たずにやっていたらものすごい量の時間を無駄にするだけです。

僕もインターンを続けている中でそういう、せっかくインターンに来たのに、その経験を無駄にしてしまっている人を何人か見て来ました。

 

それは、営業のチームにいた時のことです。

未来電子では当時テレアポをインターン生がかけることになっていたんですが、電話をかけ始めて初日や1週間でやめて行くような人がいました。

そして、みんな口を揃えて言っていました。

「僕には向いていないと思うので辞めさせてください」

 

いやいや待って待って、いきなりテレアポやり始めたそこらへんの学生だったやつがいきなり成果なんてあげれるわけないでしょ。

むしろ成果を上げるためのプロセスを経験するためにインターンに来てるはずです。

 

だから、そこらへんをしっかり考えれていない人には個人的には長期インターンって向いてないし、デメリットしかないかなと思ってます。

特に成果報酬だったりしたら文字通りお金も経験も得られないままになるので、バイトのほうが100倍マシですね。

 

2.てか、インターンって行く必要あるの?

インターンって行く方がいいの?って思ってる人も多いでしょう。

えー、正直に思ったことを言うと、「好きにしてください」になりますね笑

別にインターン以外にもそうですが、誰かに強制されて行くものではないと思います。

 

受験勉強なんかいい例だと思いますが、親から口うるさく「勉強しなさい」と言われて大学に行こうとしていた人よりも、自発的に大学に行く理由を見出して勉強していた人の方が勉強に対する姿勢、入学後の充実度などあらゆる点で上回っているでしょう。

ちなみに僕は親に言われていたわけではありませんが、これといった理由なく進学したので、やはり大学生活を楽しみきれない部分もありました。

 

受験勉強の話はこれくらいにして、インターンの話に戻りましょう。

でも、インターンも受験勉強と同じです。

誰かに言われたからとかそういった理由で行っても何も後に残らないことの方が多いです。

そもそも、インターンに来て何か成果だったりスキルを身につけようと思うと、自主性はほぼ必ず必要になって来ます。

インターンに行くことすら自分自身で決めれなかったような人では、インターンに来たってなんの意味もないことはわかりますよね。

 

だから、就活のためでも、なんとなく刺激が欲しいでもなんでもいいんです、自分の中から出てきた理由で行動するようにしましょう。

じゃないと他人の人生を生きることになってしまいますよ。

 

あ、でも採用直結型のインターンとかも世の中には存在してるので、そう行ったものはその会社に入りたいなら行っておいたほうがいいと思いますよ。

 

まとめ

どうでしたか?

今回はリアルに感じた情報としてインターンのメリット、デメリットと必要性について話しました。

最後の方はインターンって敷居が高いんじゃないかと思われるような内容になってしまいましたが、そんなことないですよ。笑

自主性さえあればかっこいい自分になれるのが長期インターンだと思っています。

 

バイトだけだと何かモヤモヤしてて刺激が欲しい人や、憧れの大人になるために修行したい人、一回長期インターンも視野に入れてみてはどうですか?

未来電子ではそんなあなたの踏み出す一歩を歓迎していますよ。


この記事を書いた人

立命館大学インターン

野田 惠都