「就活において最も不安なことはなんですか?」
この質問に対して多くの人が答えるのが「面接」です。
初対面の大人の人に自分のことや志望動機を根ほり葉ほり聞かれ、「上手く答えられなかったらどうしよう」という不安を持っている学生が大半です。
面接時のノックの仕方や椅子に座る時の注意点など細かなことはここではお話しません。
大学のキャリアサポート室とかで聞いてください。笑
やはり面接では自分の伝えたいことを相手に伝えることが最も重要です。
今回のブログでは就職活動を終えた今だから言える、面接に挑むときの心構えと対策についてお話します。
目次
第一印象は服装や髪型ではなく、声と表情で決まる
部屋に入った時の表情と第一声で第一印象は決まります。
ビジネスマナー講座などで外見を学ぶことはもちろん大切ですが、それ以上に自分の人柄を押し出すことが第一印象アップの秘訣です。
「失礼します」「よろしくお願いします」に全力を込めてください。
1聞かれたら1返す
面接官は1つ聞いたことに対して10を返してほしいとは思っていません。
自分の伝えたいことばかり伝えるのは「コミュニケーション」ではなく、「プレゼンテーション」です。
社会ではこのコミュニケーション能力が最も重要視されます。面接官の用意する質問が読める場合もありますが、先回りして答えすぎないように注意しましょう。
1つの質問に対して答えるべきなのは、的確な1つの答えです。会話の呼吸を面接官と合わせて、テンポよく会話のリズム感を大切にしてください。
とにかく即答することを意識する
「学生時代頑張ったことは?」「自己PR」などはある程度決まった答えがあって、慣れてくるとスラスラ出てくると思いますが、中には初めて聞かれるような質問をされる場合も多いです。
その際に意識してほしいのが「答える内容より、答える速度」です。
もちろん答える内容は良いに越したことはありませんが、素早く相手の質問に返答することの方が印象は良くなります。答えられないと思ったら、「ちょっと考えさせてくださいね」と一言おきましょう。
ちなみに考えている間は目線を上に揺らがせるのではなく、じっと面接官の手元を見ていると焦ってる感をなくせます(笑)
また、答える内容についても自信なさげに答えるのではなく、自信満々な雰囲気を出して「自分はこう思います」という意見を言うように意識してみてください。
頭の回転が速い人だなと思わせられることができます。不安な気持ちをそのまま表情に表さないことが面接で好印象を与える一番のコツでもあるのです。
面接官を好きな人だと思い込む
面接官を自分の好きな人だと思い込んでください(笑)
好きな人に対して怖い顔をして話をすることはありませんよね。
「どうやって相手を口説こうか…」気持ちはそんな感じで面接に臨むと緊張も少しはましになります。
好きな人のことは事前にたくさん調べると思いますし、色んな人に好きな人のタイプを聞いたりしますよね。
会社も同じです。面接前は準備をしっかりと行っていきましょう。
これでもかというくらい準備したら後はご縁に身を任せる
自己分析、企業研究、面接練習、自分の一番行きたい会社はこれでもかと思うくらい調べまくって研究しまくりましょう。
事前準備不足で質問に答えられないのは自業自得です。
聞かれそうなあらとあらゆる質問を予想して全てに対して答えられるイメージを作っておきましょう。
ただ、最後はハッキリ言って、「ご縁」です。
事前準備をやりきった上で落ちたら「あーあの会社優秀な人材逃したな~笑」くらいに考えておくとよいでしょう。
スーパーポジティブに考えて次の面接も最高の状態で挑みましょう。
まとめ
面接を受ける時に100%受かるという自信のある人はいません。
どれだけ学生時代にすごい偉業を成し遂げた人でもその会社の社風に合わないと面接では落ちると思いますし、ある意味それが「ご縁」なのです。
しっかり自己分析を行って「自分はこういう人間です」と伝えて、あとはその会社に合う合わないは面接官に判断してもらうくらいに考えておいたらよいでしょう。
最後は「ご縁があった」と思って、自分の選んだ会社を正解にしていく覚悟を持つことこそが、良い就職活動を終えたと言えることではないでしょうか。
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