最近の就活は売り手市場と言われていますが、やはり人気企業の倍率は以前にも増して高いですよね。
そんな中、就活生が気になることといえば「結局何をすれば就活を有利にできるの?」ということではないでしょうか。
今回は志望業界も決まっていない就活生がどうして夏季インターンに参加すべきなのかについてご紹介します。
インターンがなぜ就活に有利になるのか?
「インターンは本当に就活に有利なのか!?」という議論がネット上で繰り広げられていますが、結論から言うと間違いなく有利です。
その理由はたくさんありますが、参加するインターンの形式によってそのメリットは様々ですので、まずはどのように有利になるのかを明確にしましょう。
例えば、本命企業の1日インターンシップに参加していると「その企業への本命度」がアピールできますし、「企業の生の情報」も入ってきます。
また、長期インターンを経験していると社会人としてのマナーが身につき、目上の人と会話をする機会もたくさんありますので、実際に「社会の一員として活動している実績」をアピールすることができます。
他にも、非営利団体のインターンや海外留学インターン、議員インターンなど数多くのインターン形式がありそれぞれの特徴が存在します。そのため、一言に就活と行っても人によって経験しておくべきインターン形式は異なります。
それでは、まだ特定の業界に絞れていない人はどうすればよいのでしょうか。次の章で解説します。
季節によってインターンの種類が異なる
それではなぜ、夏季インターンなのか?これを説明する為には季節ごとに行われるインターンの目的について理解する必要がありますので以下に記載します。
- 夏季インターン
夏季インターンは就活解禁時期を迎えていないので採用に直結させるインターンを行う企業が少ないのが特徴です。そのため、「社会勉強」や「自分の成長」につながるインターンを最も経験しやすい時期といえます。また、大学も夏季休暇に入っており長期的なインターンを経験できます。
- 秋季インターン
秋季インターンは就活解禁時期とほぼ同時期に行われ、企業側が採用を意識した内容のインターンを開催します。
- 冬季インターン
冬季インターンはほとんどの企業が内定に近づけることを重点に置きます。そのため、選考倍率も高くなり「とりあえず受けよう」が通用しません。
- 春季インターン
春季インターンは就活前最後のインターンです。そのため、すでに志望業界を決めている就活生が殺到します。また、企業側も公式に発表していなくても採用に直結させるつもりで行っている場合が多いです。
以上が時期ごとのインターンの特徴ですが(例外もあります)、夏以外の時期によく行われる1日インターンは就活生に企業を知ってもらうことに重きを置いているので、その体験を他の業界で経験として語ることができません。
あくまで、志望する業界を決めた上での参加が望ましいのです。
そのため、特定の志望業界を決めていない就活生は夏季インターンで社会経験を積んでおけば、これから先どの業界を志望しても潰しがきくのです。
また、企業紹介のインターンや1日インターンでは面接時にも「学生のうちからインターンでこのような経験をしてきました」と自分の活動としてアピールできません。そのため、業界を決めかねている就活生は夏季インターンで経験・実績ともに積んでおくことが就活を進める上で重要になります。
最後に
いかがでしたか。「就活が心配だけど何をしたらいいのかわからない」という方はたくさんいらっしゃるかと思います。
資格の取得やアルバイト、部活など学生生活は人それぞれですが、就活を有利に進める上ではインターン経験は欠かせません。できるだけ早く自分にあったインターンを見つけて動き出すようにしましょう。