2.3回生になり今まで以上に就職活動を意識し始める時期になってきました。就活と聞くとやはり皆さんインターンという言葉に敏感になってくるのではないでしょうか。
今回は皆さんが自信をもって応募でき、さらに企業側からも高評価を得るために必要なポイントをまとめました。
エントリーシートをこれから書く人・書いている人はもちろん、書き終わった人も最終チェックとしてぜひ活用してください。
志望動機と自己PRは全力で!
エントリーシートの中で最も重要な要素である「志望動機と自己PR」、この2つは企業に自分を知ってもらう絶好の場です。
この時に注意したいポイントが結論から書くことができているか、結論の裏付けを具体的な経験に基づけられているかです。
エントリーシートではどれだけクオリティの高い文章でも採用担当者に読んでもらえなければ意味がありません。そこで「自分がどのような人間なのか」という担当者が一番知りたい情報を最初に持ってくることで読み手の注意を一気に惹きましょう。
また、その結論に自身の具体的な経験を交えることで、相手を納得させたうえで、文章の論理性を引き立たせることができます。
文体には注意!
エントリーシートを書くとき、疑問の声としてしばしば上がるのが文体についてです。
文体には「です・ます」口調の敬体や、「だ・である」口調の常体があり、どちらを使うのが正しいのかと迷うことがあると思いますがエントリーシートでどちらを使うべきか、特に決まりはありません。
それよりも重要なことは文体を統一させるということです。
異なる文体を一緒に使ってしまうとまとまりのない、読みにくい文章になってしまい、自分をアピールするためのエントリーシートなのに評価を下げる結果を招いてしまいます。
2つの文体を混在させないという事が、エントリーシートの完成度を高めるため重要なのです。
全体の一貫性を大事にしよう!
他の提出資料と比べ、エントリーシートは志望動機や自己PRなどのボリュームがかなりある文章をいくつも書かなければならないため、全体の内容の一貫性を持たせることが重要になってきます。
内容のずれがあると全体的に薄っぺらい印象を与えてしまい、評価を下げる要因になってしまいます。
例えば、
「私は、学生時代バイトリーダーとしてスタッフをまとめていました。また、学校での勉学にも力を入れており、経営に関する研究をしてきました。この経験を活かし、御社の植物研究の分野で力を発揮したいと思います。」
このような文章を書いたとします。
この時、
- 植物研究で力を発揮する
- バイトと学校での活動を頑張った
という2点の間には関連性がなくしっかりとした根拠づけができていません。つまり、内容の一貫性がないのです。このような文章を提出してしまうと、自身が伝えたい内容と、担当者が受け取った内容にずれが生じてしまうため注意が必要です。
具体的に、簡潔に!
志望動機や自己PR以外にもエントリーシートには様々な質問項目があり中には「あなたが大金を手にしたらどうしますか」「素敵な人生を送るために必要なものとは」など難問・奇問と呼ばれるような質問に出くわすこともあるでしょう。
しかし、そんなときこそ具体的で簡潔な文章を書くことが重要なのです。どんな質問でも、企業はあなたの人となりや、価値観を知りたいと考え質問をしています。
なので質問の意図を読み取り、しっかりと自身の情報を伝えましょう。
応募前にチェックしてもらおう!
エントリーシートが完成したと思ったら身近な人に見てもらいましょう。
すでに就活を終えた人や社会人として働いている大学時代の先輩など、他人に見てもらうことによって自分では気づけなかったミスが見つかったり、全体のクオリティを向上させるアドバイスをもらえることもあります。
周りの意見もしっかりと取り入れ、満足のいくものに仕上げましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
エントリーシートで落とされてしまっては舞台に立つことすら許されず、舞台袖の暗いところで悔しい思いをするはめになってしまいます。
インターンでも、その先の就活でも。エントリーシートは第一関門といっても過言ではない重要なポイントです。
上記の内容を参考に最終チェックを行い、満足のいくエントリーシートで就活を勝利で飾りましょう!