さて夏休みも中盤に差し掛かり、19卒で就活に動き出している学生はインターンに本格的に参加する時期を迎えています。
まだ期末テストも終えていない忙しい時期に苦労して掴んだインターン参加の切符、せっかくなら有効に活用したいと思いませんか?
そんな皆さんのために、2018卒で去年や今年の初めにインターンに参加していた人々から集めたインターンに参加するうえでの注意点をご紹介します!
■短期インターン
インターンシップにも色々な種類がありますが、まずはその中でもこれからの時期に増えてくる1dayや最大でも5日間の短期インターンでの注意点を確認しましょう。
1.会社の雰囲気なんて分からない
その会社が自分に合うかどうかを確認するためにインターンに参加するという学生も多くいますよね。
もちろん全てありのままをさらけ出して学生に見せる!という企業も中にはありますが、良い印象を与えるために場の雰囲気を作り上げる会社もあります。
短期間でのインターンではその職場の雰囲気が真実の姿なのか仮の姿なのか見極めるのは難しいものです。ですから、短期インターンで得た印象をきちんとノートなどに残しておいて、その後にOBOG訪問でやんわりと事実確認をすることをお勧めします。
2.就業体験なんてできない
こちらは承知で参加するという方も多いかもしれませんが、短期間でその企業がどのような事業をしていて、社員は何をするのか、これらを具体的に把握できるインターンは希少です。
自分がその仕事に向いているか知りたい!という方には、長期インターンへの参加をお勧めします。
3.それでも学生は見られている
上記の二つの注意点でも述べたように、短期間ですから学生側が企業を理解するのには限界があります。
しかし、企業の側からすれば面接やGD選考よりずっと時間をかけて学生を見ることが出来る機会だと言えるのです。
事実、夏の短期インターンをきっかけに秋のインターンへの選考が免除されたケースや、優先的に本選考への参加を促されるというケースもあります。
短期間だからと油断せず、全力で臨みましょう。
このように、短期インターンでは学生側から企業やその業界の情報を収集するには限界があるという側面がありますから、「企業や職種とのマッチングに失敗したくない」という方は長期インターンへの参加をお勧めします。
しかし、長期インターンにもちろん注意点はありますので、続いてそちらをご紹介します。
■長期インターン
1か月や3か月、未来電子テクノロジーのように長いものでは半年や1年以上のものもある長期インターンについての注意点を見ていきましょう。
1.目的をもって取り組もう
長期であれば、就業内容や会社、社員の雰囲気など時間をかけて確認することが出来ます。
しかし、忘れてはいけないのが一つの企業で長期インターンをするということは、その分他のことに使う時間が減ってしまうということです。
ですから、事前に企業のことを調べて準備したうえで、このインターン中に○○を達成しようといった目標や目的を持って取り組み有意義な時間にすることを心がけましょう。
2.必ずしも内定率が上がるわけではない
長期のインターンというと、どうしても人事と仲良くなってそのまま内定が貰えるのではないだろうかという甘い期待が付きまといます。
もちろんそういったルートで内定を獲得する人もいるでしょう。
しかしインターンに受け入れた学生全員がそのような待遇を受けるわけがありませんよね。
内定率を上げたいと思うのであれば、「ただ内定目当てで参加しました」という学生よりも明確な目的をもってこういう力を身につけに来たという学生の方が一目置かれるのは言うまでもありません。
短期インターンと違って長期だからこそ知ることが出来る情報が多く、一見するとメリットも多くある長期インターン。しかしそんな機会を上手く活用するかどうかは皆さん次第です。
以上が、18卒の就活生から聞き取ったインターン参加の際の注意点になります。
本選考の練習や事業を知るために参加を考えている皆さんも、ぜひこれらの注意点を心に留めてインターンという貴重な体験を最大限有意義なものにして下さい!