こんにちは、未来電子テクノロジーで採用面接やリクルーティングといった人事領域に関わらせていただいている定光です。
僕は、月でいうと50人近くの学生に直接会って面接をさせていただいているのですが、実際に面接をしてたくさんの学生とお話をすることで見えてきたことがあるので、今回は僕が学生との採用面接を通して得た学びをみなさんに共有していこうと思います。
1. 長期インターンってなんのためにするの?
長期インターンをする意味というものは学生にとって様々ですが、ほとんどの学生が口にするのが、「将来起業がしたいのですが、現時点では知識も経験もないので、そのために、、、、、」「就活が不安で、そもそも自分がどの企業に行きたいのかもわからないので、、、、、」といったようなものです。
すべてをまとめると、要は「会社と社会について知らなすぎると自覚していて、そこに対して焦りや不安を感じているから長期インターンをすることで、その不安を取り除きたい」ということです。
なかには、かなり具体的な長期インターンの意義まで話してくれる学生もいらっしゃるのですが、99%の学生が先ほど述べたような不安に基づいて長期インターンという選択肢を採っているという印象です。
では、そういった学生にとっての長期インターンのゴールとはなんなのでしょうか?
それは、「社会と会社と自分をより明確化すること」なのではないでしょうか?
まずは、一つの会社の中から社会を見てみて、さらに社会におけるその会社の動き・ポジション、その会社において自分を活かせる場所を模索する中で、将来の自分の選択やビジョンをより確からしいものにすることが、学生が長期インターンに求める本質的な価値なのではないかと思います。
2. 長期インターンが自分にとって身になる経験になるためには?
では、そういった学生にとって長期インターンが意味のあるものになるためには、どういったことが必要なのでしょうか?
数多くの学生の面接をして、その学生が長期インターンでどのように活躍してきたかを見てきた僕の見方では、それは学生の時間と意識にかなり依存しているのではないかと思います。
「そんなの当たり前じゃないですか」と思う方がほとんどかと思いますが、実は長期インターンの面接では、時間と意識が無視されているようなことを言っている学生がほとんどのように思えます。
まず、時間に関してですが、「週二回で働きたいと考えていて、、、、、」「今月は友達との旅行が入っているのでほとんど入れないです、、、、、」というようなことをおっしゃる学生がいるのですが、考えてみてください。
今までやってきたバイトで週2回入ることで自分の考え方が劇的に変わりましたか?
平均週2回しか練習しないような部活が強豪になり得ると思いますか?答えは明白です。
何かを得るためには、それ相応の時間が必要になるはずです。ましてや学業とインターンを両立するには、遊びやサークルなどの時間をある程度削る必要があるのではないでしょうか?
次に、意識の問題です。先ほどの話にも紐づいてくるのですが、毎年甲子園に出場するような高校は甲子園に出場することではなく、甲子園で優勝することを目標にして毎日練習に打ち込んでいるはずです。
なにも未来電子テクノロジーを世界的に有名な会社にすることを目標にしろと言っているわけではありません。
しかし、今まで自分が知らなかったことや他の学生が見たことのない景色をみるためには、それ相応の覚悟が必要であると思います。
3. 感想とまとめ
ここまでを総合すると時間を投資する覚悟を持って挑まないと、いくらインターンに参加してもその学生が求めるものは得られないということです。
その点でいうと、実はその学生にとって未来電子テクノロジーのインターンが意味のあるものになるかどうかは面接の段階でほとんど決まっているのです。
もしこれから長期インターンに参加することを検討しているならば、今一度、時間と意識について考えてみてはいかがでしょうか?
もし興味があるなら、せっかくの貴重な学生期間です。成長して、社会で活躍するために時間を投資してみませんか?お待ちしています。