昨年10月からインターン生として働かせていただいています、鴛海(おしうみ)といいます。
自分は昔から「完璧主義」で、何事も完璧にこなさないと気が済まない性格でした。
完璧主義だから、自分ができなさそうなことはしない。
なんだかクソ人間に見えてきました…(笑)
しかし、僕はそれを認めることで長所を活かせるようになりました。
今日は、「完璧主義」の功罪についてお話しします。
完璧主義の罪:完璧を求めすぎて何もできない
先ほども申し上げたように、完璧に出来なさそうなことは基本しなかったんです。
とりあえず、次のエピソードをご覧ください。
僕が大学1年生の時の授業内での話。
一応少しは真面目に授業受けていて、先生の言ってること理解しようとしていました。
講義の終盤に差し掛かったときに先生が生徒に質問するんです。
「この問題の答えわかる人いますか?」
このとき、僕はだいたい答えが分かっていたんです。
自信もまあまああったし。
でも、本当にこの質問で合っているのだろうかと考え始めたら、自信が下がる一方なんです。笑
最初は95%くらい自信があったのに、すぐに20%くらいまでに落ち込んでしまって、手挙げられないんです…
結局答えは一度も発表できませんでした。
毎回こんな感じで授業が終わっていくのですが、もちろん自分が得るものは一つもありませんでした。
ただただ、自信を失って行く一方の毎日でした。
自意識過剰が自信喪失の原因になっている?
当時は全く気づかなかったのですが、僕の場合は、自意識過剰が自信を失わせていました。
そんな自意識過剰の例がこちらです。
- 授業中に手を挙げると、周りの人に「意識高い系」のレッテルが貼られるのではないか
- 自分が思っていた答えは100%の答えじゃないかも知れないと不安に思っていた
結構当てはまる人多いんじゃないでしょうか?笑
周りの目を気にして、周りの評価を気にして、常に完璧でありたいという高いプライド。
でも、考えてみてください。
まだ、社会に出てないし、正社員として働いたことないし、あまり大人の世界を知らない学生が全てを完璧にこなせると思いますか?
手を上げたところでそんなに注目しますか?
そうなんです。思ったよりも誰も自分のこと見てないし興味ないっていう現実…笑
僕の場合は、この事実を知っただけでだいぶ行動が変わりました。
完璧主義の功:完璧主義が主体性を高める
自意識過剰が自信を喪失させていると気づいた僕は、思いっきりハードルを下げて、先生の問いに答えてみました。
解答は間違っていました。笑
でも、何回か続けると先生が僕のこと覚えてくれるんですよね。
顔覚えられるともう授業中に気軽に手を挙げられるようになって、
課題も全部こなすようになって、
期末試験にめっちゃ勉強して挑むようになったんです。
不思議なことに、自分のことを認識されたって思った瞬間から「完璧主義」が「罪」から「功」に変わっていくんです。
今回の例でいうと、先生に自分の存在を認識されたから、先生の期待に応えようと思って完璧主義の作用が働いたということです。
課題を完璧にこなすと「あいつ頑張ってるな」ってなるんじゃないかな。
そう思って、勉強も頑張れました。
おわりに
もしあなたが普通の大学生だとしたら、まず人に認知されることから始めるべきかもしれません。
誰も知らない人に興味はない。
人に認知されていない段階での完璧主義は罪でしかないと思っています。
当てはまると思った方、まずは思いっきりハードルを下げて何かに挑戦してみましょう!!
挑戦しなければ、今の普通の大学生活がずっと続くことになりますよ…。笑