2018.6.30

自分は成長できているのか?

同志社大学 インターン

倉谷佳輔


未来電子のラスト出勤おーわり。

くらいのテンションだと思ってました。
もともと最後に学んだことでも書いて卒業しようと思っていましたけど、ほぼ個人的な内容になってしまったような気がします、、。
まあ、なんとなーく始めた長期インターンで、辞めるのが寂しくなるまでの経緯とその中で学んだこと書いていきます。

なんとなく始めた

未来電子の長期インターンはなんとなく始めました。就活で有利とか自分に貼り付けるためのラベルを見つけるためって理由はもちろんあったとは思うんですけど、1番ではないです。

1番は友達がなんかよーわからんけど、頑張ってて、それ見てカッコいいと思ったからです!

何やってるかよーわからんのに、かっこいいとか勝手に思ってたんですねぇ。

でも多分そこが1番の分岐点で、そこでTwitterにリプ送ってなかったら未来電子に居ないんですから、そうじゃなかったこと考えると、その1通のメッセージが僕の8ヶ月を劇的に変えたんだ!すごい!って感じ。すみません。

入って数ヶ月

今から考えるとこの期間がいっちゃん自分偉いなって。

だって、何やってんかわからん、って思いながらも、次のステップに行くために成果残そうと思えたんですから。
なんでこんなことを思えたのか。
多分すげぇ人達と未来電子に入ってすぐにお話しさせていただく時間があったから。

入ってすぐに、いろんな人に質問しました。
「なんでインターン始めたんですか?」

「インターンやってる目的ってなんですか?」
その人たちは口を揃えて言う。
「とりあえずやってみろ」

「やってみることで見えてくるのもがある」
軽い答え。何もわからん。って思ってました。

そして、その人達がそこら辺の人なら多分「はいはい」て感じで聞き捨ててた。
でもなんかその人らオーラすごいんです。

全部間に受けて「頑張らな!」ってなってました。単純ですね。
でもそのおかげで、最初数ヶ月頑張れました。
なんか頑張ったら食事会へのパスをゲットできました。「会社の社長とご飯行ける券」スタートアップベンチャーならではって感じ。
この期間の僕は、なにかやり始めたことに目新しさを感じていました。

だから頑張れていたと言っても過言ではありません(笑)
明確な目標なんてありませんでした。

来ました転換期

未来電子に入って後半4ヶ月、僕は多くのインターン生が属してるとことは違ったチームに入りました。

人事の社員さん直属、当時インターン生で現社員さんの仕事を引き継ぎ、噂の優秀インターン生と一緒に働く。

3人のチーム。

めちゃくちゃ激アツやん笑

楽しみー!
で、その4ヶ月今終わりました。
ホントご迷惑をおかけしました。
圧倒的な自分の能力の低さ、コミット力の欠如、意志の弱さを体感。
この4ヶ月で僕は本当に多くの経験しました。

自信を無くしました。もともと根拠のないもんなんで捨ててしまって正解かもしれませんが。
自分はこの8ヶ月でなにが学べたのか。

最後の1ヶ月よく考えたことですが、この1ヶ月で自分がなにを学べたのか、少しわかったような気がします。

・学んだことひとつめ

自分は何にもできない。
皆さんはどーか知りませんが、何だかんだ大丈夫とか、なんとかなるとか思ってません?
僕の場合はもっと悪くて、自分はやればできるタイプの人間って勝手に思い込んでました。

やれば成果出せる。やれば大手企業に入れる。やれば年収2000万いける。
おいおいおい、どこでそんな根拠のない自信をつけて来たんや。

普段の自分には全く自信がないのに、それでも大丈夫って思い込んでる。
哀れ。
これって本当に自分はなにもできないことを叩きつけられないと理解できないと思いました。

そして理解することの大切さを学びました。
何もできない、って分からないと自分に何が足りないかなんて見えてこないから。
自分には何が足りないか。
僕は1つの問題をクリアできない時に立ち止まる、思考停止してしまう、諦めてしまう人間だそうです。
最後の最後で、「解決できない問題は無いと、違うルートを探せ」と言われるまで、思考停止していることにすら気づけませんでしたが。
これが最善なんだと思ってしまっていたんです。

ゆーたら、「仕方ないな」で、終わっているという感じですかね。
何もできないの当たり前やろって。

・学んだことふたつめ

期待されること

あなたは誰かに期待されること、どう受け取りますか?

僕は素直に嬉しいです。

正直、「期待してるよ」って言ってもらえたのは未来電子が初めてじゃないかなって思います。
だから、そう感じれたこと、嬉しかったんです。

「成果を残してくれることを期待しています」って、よく使う言葉ではあるんですけどね、それでも、その時は素直に期待に応えたいと思って頑張れました。

でも、最近、同じチームで働いてた先輩が改めて「期待に応えて認めてもらえることが幸せ」と言っているのを聞いて、いつからか僕はそう思えなくなってしまっていたことに気づきました。

多分、期待している、って言葉を素直に受け止めなくなったんです。理由はひとえに後ろめたさ。
お前何してんって感じかもしれないですけど、期待に応えられていない、と何度も実感するうちに後ろめたさを感じ、期待なんてされてないって思ってたんです。
負けず嫌いや意地、自分に課した義務感で仕事をこなしてました。

もったいない。

回りくどくなってしまいましたが、
周りの人に期待されている。これはあなたにとってめっちゃいい環境だと思うんです。

だって誰にも期待されていない、とあなたが感じつつ何かを頑張ることは多分かなりしんどいから。

高校の部活動だって、周りの人の応援や、あなたへの期待は、努力することにおいて大きな支えとなったのではないでしょうか。

その支えが無くなってしまえば、1人孤独に頑張るしかない。それほどさみしいことはないですよね(笑)

部活動においてそのような状況になることはなかなかないとは思いますが、仕事をするにあたって、誰にも期待されなくなるということは容易に起こりえると思います。
それは、文字通り期待されてないのかもしれないし、期待されていると思えなくなっているのかもしれませんが、共通して言えること、それは全力を尽くしていない時に「期待されなくなる」ということです。

やった結果じゃありません。やろうとしたかどうか。
目標を達成してくれるであろうと期待している人が見ているのは、目標をクリアするためにあなたがどんなアクションをとったか。

これがあなたに対する次の「期待」に直結します。
一度あなたが、期待を裏切る行動をしたのなら、その次のあなたへの期待は薄くなります。

繰り返せば繰り返すほどに。

期待され続けたいなら、最善のアクションを取り続ける必要があります。

期待とプレッシャーは紙一重で、あなたは重荷に感じてしまうかもしれない。でも、失ってしまうと、自分は何をしているのか確実に分からなくなります。

だって、期待もされていないのに完璧に仕事をやり遂げようとなれますか?

周りの期待はあなた自身のモチベーションを上げることだけでなく、働きやすい環境まで迎えに来てくれます。

結果残していないと話にならんやろって思っている人、大きな間違いです。
成果は才能や運次第で変化することもある。
ここで

「とりあえずやってみろ」

「やってみることで見えてくるのもがある」

に戻ってみましょう!
僕は、とりあえずインターンをやってみたことで、自分がどういう人間なのか、自分がするべきことが見えてきました。

将来どんなことをしたいとか、どんな会社に就職したいとか何もビジョンのない自分が、とりあえず目の前のことをがむしゃらにやってみた結果、自分はどんな人間なのかを学べました。
こういう体験って実際にしてみないと分からないんですよね。

 

是非、体験することをお勧めします!

 

 

 


この記事を書いた人

同志社大学インターン

倉谷佳輔