2018.7.17

将来が不安な大学生へ!成長のサイクルの掴み方

同志社大学 インターン

征録美穂


はじめに

今の大学生活に満足していますか?

この記事を見てる方は何かしらの不安を持っていると思います。

 

私は大学3回生です。今、未来電子テクノロジーでライターとしてインターンシップをしています。入社2カ月目でチームリーダーに昇格しました。

いろんな不安がある中で成長してきた自身の体験談をここで共有し、将来へ一歩踏み出す糸口になれればと思います。

 

始動:悲観から抜け出す一歩

 

私は自分に自信がありません。ほめられた経験も、特技もない。何をやってもいつも平均前後をさまよっていました。

 

大学に入り、自分に何かできるものはないのか?と本気で思い悩むようになります。

変わりたい、何ができることを見つけたい―

その思いからNPO法人の提供するインターンシップに参加しました。

しかしインターンシップで自信は得られず、不安は一層強くなっていきました。

そんな中、インターンシップを提供するスタッフにならないか、と声をかけられました。自分の長所を見つけたい、という思いは持ち続けていたのでスタッフになることを決めました。

 

スタッフになったものの、団体の理念への同意、ノルマ達成をできずスタッフでいることが段々憂鬱になりました。参加の動機であった長所、短所を見つけることはできましたし、団体の考えに合致しないから期の変わり目に辞めようと思いました。

 

しかし、中々意見や考えが合わないと思っていた子が一緒に続けよう、と誘ってくれました。結果の数値に直接は結びついていなくても私の細かいフォローがあったから目標達成できた、冷静で分析できて鋭い意見を言える厳しさがある、次の期の支部にはそんな人がぜひいて欲しいんだ、と言ってくれました。

 

結果を残せなくても、ちゃんと見て評価してくれる人がいるということ、信頼関係は構築できるということを学びました。

 

社会にでても価値のある人でありたい。そのためには就活で勝つためのエピソードがいる…

私はスタッフ活動を継続することを決意しました。

新しくできたポジションに、新しくできた支部との連携、不和、トラブルなど簡単にはいきませんでした。しかし、何度も説明を重ね、リーダーと対策を考えました。私自身が「できる」人でないと提案の説得力に欠けてしまいます。そのため個人成績にもコミットしていきました。その結果、支部の人に「すごい人」と認めてもらい月間最優秀スタッフ賞を頂きました。

 

このスタッフ活動を通して私は人に語れる長所を見つけることができました。課題であった行動力、スピーキング能力も自他認めるほどに向上しました。しかし、まだ短所―課題はあります。巻き込み力と生産性:効率です。

 

 

運転:成長レールに乗る

 

巻き込み力生産性の向上に課題を克服するために未来電子のインターンシップに応募しました。

 

得られた刺激は利益、効率に対するシビアな考えです。

未来電子の給料は時給ではなく、結果です。そのため勤務時間内のちょっとした時間でこの時間で何円分稼いだ、損をした、と資源に対する考えが敏感になります。

また、月に一度インターン生が社内改善案を提案できる機会があります。採用されれば予算がつけられ実現が可能です。この場でも会社の利益になるのか、その予算は妥当かということが問われます。

今までバイトは時給制であり、どれだけ労働をしても給料は同じ、NPO法人も給料はでないのでそれまで真剣に利益と損得を考えたことがありませんでした。私は効率が悪い、と思っていましたが、そもそも生産性を上げようと本気で考えたことがなかったのだと気づかされました。

 

社会に出た時のシビアな営利感覚―投資分に見合うものが得られるかどうか、自由な発想と挑戦がここでは養われます。

活躍できれば昇進、昇級と目に見える形で反映されます。

間違いなく私を新しくステップアップさせる環境でした。

 

 

最後に

私は一枚のビラがきっかけで行動し、反省、短所と長所の発見、強化・克服、と成長のサイクルが回り始めました。以前まで自分は何もできない、と思い込んでいました。しかし、自信、信頼はどんどん経験と実績を重ねることで獲得できるのだと私は大学生になって気づいたのです。気づけたのはそのような環境、人に出会えたことからです。出会えたのは行動したからです。

 

学生が、インターン生が支払うリスクはどのぐらいでしょうか?

 

何か危機感を感じているならまず行動してみることをおすすめします。

そうすれば今の変わりたい、という現状がまず、ひとつ変わります。

 

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同志社大学インターン

征録美穂