こんにちは、プログラミングチーム所属の林です!
近年、よく耳にするキーワードとして「AI」がありますよね。
AIに関わる話として、オックスフォード大学准教授のマイケル・A・オズボーン博士が、2013年に発表した論文「雇用の未来」の中で、AIテクノロジーの普及によって10~20年後に消える仕事を予測し、世界中に衝撃を与えました。
日本でもテレビや新聞といったメディアで紹介されているのを見た方もいると思います。
また、近頃、自分の子供をプログラミングスクールに通わせる親の数が増加傾向にあります。
このように、年を追うごとに社会全体のAI・IT分野への関心は高まってきており、
「将来、AIが仕事が奪うとしたら、自分はどのように仕事をしていくべきなのか」
「これからはプログラミングスキルが必要になるらしい」
と、プログラミングを始めようとしていたり、将来の自分の働き方を考えていたりする大学生の方はいるのではないのでしょうか。
そして、そんな大学生の方がこの記事に辿り着いたのではないかと思います。
この記事は、そんな皆さんへ「それなら、”Python”でプログラミングを学んでみませんか」という1つの提案をします。
Python(パイソン)とは?
「Pythonって何?」
そう思った方もいると思います。
これは、機械学習や科学演算、WEBアプリケーション開発などに用いられるプログラミング言語です。
特に、AIシステム構築における機械学習や深層学習の分野で最も使われる言語です。
Pythonは開発言語としてGoogleやFacebookなどの有名なIT企業で採用されています。
そのため、Pythonの開発例としては、皆さんもご存じのYoutubeやInstagramがあります。
これを聞くと、Pythonって案外私たちの生活に身近な関わっているものだと感じられるのではないでしょうか。
また、機械学習や人工知能、データサイエンスなどの市場の需要は高まってきているため、ビジネスでPythonが必要とされる場面はこれからさらに増えていくと予想されています。
数あるプログラミング言語の中でもPythonで学ぶ理由
プログラミング言語は沢山の種類があります。
では、なぜその中でもPythonを勧めるのか。
その理由を説明していきます。
コードの可読性とシンプル性
他のプログラミング言語と比べて、Pythonはコードが読みやすく、シンプルで初心者にも優しいプログラミング言語です。
シンプルで読みやすい理由として、コードの表現の仕方が挙げられます。
Pythonはプログラムの処理部分の塊を{}で囲むのではなく、半角スペースを4つ挿入することで表現します。
これにより、構文の形が自然と矯正されるため、誰が書いてもコードの見た目はさほど変わりません。
そのため、Pythonで書いたコードは誰もが読みやすいものになります。
また、他のプログラミング言語で使われる$や;といった特殊な記号をほとんど使いません。したがって、見た目が英文に近くなり読みやすく、すっきりとしたコードになります。
Pythonに関する情報の入手し易さ
プログラミング学習において、学習する言語の情報の入手のし易さとその言語の学び易さは比例すると思います。
このとき、Pythonに関する情報は入手し易く、学習する際に情報量の少なさで困ることはありません。
インターネット上にもPythonの情報は沢山ありますし、Pythonに関する書籍は豊富にあります。
また、Pythonは世界中で多くの人に利用されており、ユーザー同士の情報交換や交流活動が活発に行われています。
例えば、Python に関する国際カンファレンスである「PyCon」は世界各地で行われており、日本でも2011年から毎年開催されています。
ライブラリやフレームワークが豊富
効率的にプログラムを開発するためのライブラリやフレームワークが豊富にあります。
知らない方のために簡単に説明すると、ライブラリとは他のプログラムから使われることを前提に作られたプログラムの集まりのことです。
また、フレームワークとはシステム構築で使う機能を実現するためのプログラムの雛形です。
その中には、AIシステムを構築するために必要になる機械学習向けのライブラリやフレームワークも存在し、このことがAI分野で利用される1つの要因となっています。
まとめ
これからは人間とAIが共に支え合って生きていく時代に突入します。
それなら、AI分野と関わりの深いPythonを使いこなせる人材は、他のプログラミング言語を使える人材よりも、AIを創造・管理できやすいといった点などで将来的に有利かつ需要がありそうだと思いませんか。
ちなみに、未来電子のプログラミングコースでは様々なプログラミング言語を学びますが、Pythonもその中にあります。
また、このコースにはメンターとなる存在がいるので、分からなくなっても気軽に質問できる環境があります。
この記事でPythonを始めようと考えた方は、是非、未来電子で学んでみませんか?
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