2019.5.28

人を統率する際に必要な「マインド」と「3つの力」

近畿大学 インターン

杉本貴宏


こんにちは。

 

マーケティングチームに所属しています、近畿大学3回生の杉本 貴宏です。

今月はマーケティングチームの曜日マネージャーを担当しています。

「チームをまとめることに興味がある!」

「マネージャーに必要なスキルってどんなものなの?」

部長やサークルのトップなど、学生に統率するスキルを求めがちな現在、このような疑問や興味をお持ちの方もいらっしゃいますよね?

そこで今回は、そのような方に向けて、マネージャーに必要かもしれない「マインド」と「3つの力」についてお話しいたします。

 

「とりあえずやってみる」のマインド

結論から言えば、「とりあえずやってみる」の精神は将来的に役立ちます。

理由は主に下記の2つです。

 

*理由1:なんとかなるから

マネージャーに任命していただいた当初は、かなり思い悩みました。

 

「本当に自分にできる仕事なのかな…?」

「やっぱり、やめとこうかな…」

 

こんなにナイーブな自分に、五月病が「お待たせ!」とニヤニヤしながらやってきた時は、本当に絶望しました。

しかし、「仕事」は「仕事」です。

無責任に逃げられません。

見様見真似で、とりあえずやってみました。

結果は、このブログを書いている時点で、言わずもがなです。(なんとかなりました。)

 

*理由2:成し遂げれば貴重な経験になるから

当たり前のことですが、やらなければ結果や経験は残りません。

そして成し遂げた際は、無意識裡に経験に基づく考え方が身についています。

物事を完遂した経験が少ない自分にとって、マネージャー業務の完遂は物凄く良い経験になると思い、マネージャー業務を志願しました。

遂行途中ですが、多くの経験を得ています。

経験に基づく考え方を、別の事象にも当てはめられるようになることが将来的に役立つ気がします。

 

マネージャーに必要な「3つの力」

マネージャーとしてチームのメンバーを率いるのは、簡単なことではありませんでした。

その事実を念頭に置きながら、自分なりの試行錯誤を重ねて感じたのが「3つの力」です。

それは、「共感力」、「自律力」、「誘導力」から構成されます。

 

*その1:共感力

共感力とは、チームのメンバーの背景や課題に共感する力です。

同じ経験、もしくは似たような経験の話で盛り上がれる相手には好感が持てますよね?

例えば、コンソメ味のスナックを指で食べた後に、手を洗ったら若干匂いが残っている経験があれば、同じ経験のある人と盛り上がれます。

盛り上がるだけでなく、課題の対処方法も共有できます。

このように、どのような内容でも共感で好感を得ることでメンバーとの信頼関係を築けます。

 

*その2:自律力

自分を律して、模範となる姿をメンバーに見せる力も重要です。

自分の行動は、自分が一番よく知っています。

自分が怠惰な時は行動にも現れ、「あぁ、怠惰だなぁ…」と自覚しますよね。

そして、その怠惰な時の行動を目にしたメンバーにも影響を及ぼします。

「マネージャーに言われないから、日報送らなくていいや…」

面倒臭いことは、言われなければやりたくないものです。

 

したがって、自分を律して面倒臭いことも、やる必要があります。

その模範的な姿をメンバーに見せることで、「マネージャーも頑張っているから、自分も応えなければ!」と思ってもらえる可能性が上がります。

 

*その3:誘導力

誘導力とは、自分の依頼を実行してもらう力です。

万事、強引なやり方で、かつ曖昧な趣旨では思ったような結果は得られません。

信頼関係を築き、かつ明確な趣旨で依頼することで、相手は初めて依頼に着手します。

自然な流れで相手に自分の要求を満たしてもらうには、共感による好感は欠かせません。

 

また、マネージャーが自律していなければ、信頼は得られません。

つまり、誘導力を得るには共感力と自律力を鍛えなければなりません。

 

まとめ

今回は、マネージャーに必要かもしれない「マインド」と「3つの力」についてお伝えしました。

不安があっても、「とりあえずやってみる」ことでなんとかなります。

むしろ、なんとかなる以上の経験が得られるかもしれません。

また、マネージャーのようなメンバーを統率する役職に必要な「3つの力」は互いに影響します。

 

もし、部活やサークル、ゼミなどで、人を統率しなければならない場合は、この記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 


この記事を書いた人

近畿大学インターン

杉本貴宏