■はじめに
プログラミング開発者コースに所属しています、立命館大学4回生の小宮迅人です。
今回は、プログラミングコースで得たものが実際に活かされていると感じたものについてお話ししたいと思います。
それを話す前に、大学で何をしているか話しておく必要がありますね。
大学ではブロックチェーン関連の研究をしています。
未来電子のプログラミングコースの内容とは一切関係ないって思いますよね。
その通りです。
やっている内容自体にはなんの関係性もありません。
しかし、プログラミングコースで学んだものの中に、大学の研究で活かされているものもあります。
以下で、実際にプログラミングコース・研究の両方で扱っているものについてみていきましょう。
■tmux:ターミナルでの作業の効率化
まず一つ目は「tmux」と呼ばれる、端末(ターミナル)を多重化するソフトウェアです。
一つの端末で複数の仮想端末を作ることができ、複数台のサーバにアクセスする必要がある時でも一つの端末で作業を行えます。
プログラミングコースでtmuxについて知れて本当によかったと思っています。
研究では、複数の組織でブロックチェーンネットワークを構築する必要があり、それぞれに対応した端末からプログラムを実行・編集する必要があります。
また、その組織の中にも何人かのユーザが存在しているため、同じ端末でもユーザに対応した環境変数の設定など色々面倒くさいです。
この説明だけ聞いても意味不明ですよね。
簡単に言うと、端末がたくさん必要ってことです。
ここで、tmuxの出番です。
tmuxで、一つの端末を複数に分割して、それぞれを組織・ユーザと対応させます。
こうすることで、端末間の移動・環境変数の設定の手間を省くことができます。
作業効率大幅アップですね。
■git:プログラムソースの管理
二つ目は「git」と呼ばれる、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するためのシステムです。
ITに関わる人であれば必須ともいわれるものです。
プログラミングコースに入る前から存在は知っていましたが、実際に扱ったことはありませんでした。
未来電子のプログラミングコースではこのgitを扱っていきます。
これは大学での研究のソースコードの管理に使えるぞと思って使っています。
自分・研究室内だけの範囲ならそれほど管理について意識することはありません。
しかし、今行なっている研究は、北海道・滋賀・福岡という日本の上から下まで跨いでいる3大学での共同研究です。
まだ本格的に始動はしていませんが、共同研究が始まればソースコード・研究の進捗管理は欠かせないものとなってくるでしょう。
それに備えて、gitに慣れておこうと思い、日常で使用するようにしています。
■まとめ
以上、プログラミングコースで得たものが実際に活かされていると感じたものについてお話ししました。
プログラミングコースと研究に関連性はありませんが、活かせる知識・技術は存在します。
個人的な感想かも知れませんが、コーディング・アルゴリズムなどの知識だけでなく、開発のためのツールや環境といったものについての知識が得られるのは非常に嬉しいです。
未来電子のプログラミングコースは本当に成長できる環境です。
これからも開発者コースから様々なものを吸収し、スキルアップを目指していきます。