僕は4月の末に未来電子に入社した石井優と言います。
現在マーケティングチームとプログラミングチームに所属しています。
立命館大学に通っている文系三回生です。
学部は産業社会学部なので、普段講義で学んでいるのは社会学です。
プログラミングの「プ」の字も触れたことのない自分が初めてプログラミングを学び始めました。
今回は自分が今まで学んできたこと、そして学んできて思ったことを具体的に書いていきたいと思うので、未来電子に興味のある方は見てくれると嬉しいです。
□最初の壁
僕が今学習しているのは教養コースで、HTMLやCSSなどをProgateで学ぶことから始まります。
もちろん元からプログラミングが出来る人は開発コースから学んでいます。
Progateはスライド型の学習形式で僕のような素人にとっても分かりやすい内容でした。
特に一番良いと思ったのはスライドで学んだ内容をすぐにコードを打ち込んで確認することができる点です。
「なんとなく分かったかな」といった内容も実際に手を動かそうとすると戸惑ってしまうことが多々ありました。
しかし、なんとか中級コースのレッスンを終え、「意外と出来るかも」というどこから湧き出たかわからない自信がつきました。
しかし、Progateはそんな人間を許しません。
僕が一番最初につまづいたのは、「道場コース」でした。
道場コースとは与えられた仕様書に沿ってwebページを一からつくるというレッスンです。
そのため、あいまいな理解のままではクリアすることができないのです。
この道場コースはHTML・CSSを理解したつもりになっていた僕を奈落の底に突き落としました。
いざレッスンを始めると分かっていたと思っていたことが出来ないのです。
href属性を使うときにダブルクォーテーションをつけ忘れたり、Class名を何にするか迷ったり、paddingとmarginの使い方に戸惑ったり、基礎的な知識が抜けてしまっていました。
僕がこのときに実感したのは、「分かることと出来ることは違う」ということです。
スライドで学習していたときに感じたことがなかったことです。
しかしここで諦めてしまってはダメだと、自分を奮い立たせてなんとか粘り強く取り組みました。
わからない箇所をスライドにもどって確認したり、ときにはググって周辺知識も確認しました。
そしてようやく道場コースをクリアし、次の段階へ進むことが出来ました。
□新たなる壁
教養コースでは、カリキュラムでPHPかPythonか選ぶことが出来ます。
僕はそもそも初心者なのでどちらが良いのかは分かりませんでしたが、Pythonという言語がこれからの世の中で重要になってくるという記事をWebサイトで見て、Pyhtonにすることにしました。Pythonを選んではじめの数日はHTML同様Progateで学んでいくのですが、ここでHTMLのときと同様の学び方をしていたら何も反省していないと思ったので、ノートをとったり、他の参考書も使って学びました。
しかし、次に立ちはだかったのは「データベース連携」です。
カリキュラム上Progateが終わったらデータベース連携という課題に入るのですが、これが全く分かりませんでした。
というのも、僕はProgateでPythonの文法を大まかに学びましたが、ローカル環境やら、コマンドやらSQLiteやら、初めて聞く言葉のオンパレードで、最初何をしたら良いのか分かりませんでした。
このような単語を逐一ググったり、動画サイトで調べました。
自分で意図を持って情報を獲得しに行く作業はこの教養コースで初めての経験でしたので非常に苦労しました。
今まではProgateでスライド学習したり、本で網羅的に知識をつけることなど、今まではどちらかというと受け身の学習スタイルでした。
しかし、データベース連携のステップでは自分から必要な知識を獲得しに行かなくてはならないということを実感しました。
例えば、「ローカルサーバーでwebの中にディレクトリを作って、その中にindexファイルを置く」のように書かれている場合、ローカルサーバーとはどんなサーバーなのか、そしてその環境下でのwebとはmac(自分が使用しているパソコン)のどこにあるのか、そしてディレクトリとはなんなのか、indexファイルはどうやって作るのかなど、分解して考えることが大切だということがわかりました。
現在、まだデータベース連携に苦戦していますが、なるべく早く終わらせて自由課題にうつれるよう頑張っています。
□最後に
長くなってしまいましたが、この一ヶ月で学んだことは、「分かることと出来ることは違うということ」、そして「必要な情報は分解して自ら獲得しに行く必要があること」です。
このような新たな知見に気づかせてくれるのでプログラミングを学んだことのない方にもおすすめしたいです。
今回ご紹介した内容を教養コースでは行なっているので少しでも参考にしてくれると嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。