2019.6.10

初学者向けのものって大体初学者の気持ち忘れがち

京都大学 インターン

五味唯美


こんにちは!

現在、マーケティングチームとプログラミングコースに所属している、京都大学工学部2回生の五味唯美です。

6月で入社してから2か月が経ちます。

その間、ライターとして執筆したり、プログラミングコースでプログラミングを学んだりしてきました。

プログラミングで何を学んできたのかなと考えたとき、やっぱり勉強の姿勢ではっと気づかされることがありました。

今回は、それについて話していきます。

 

今回の話題は、誰もが、結構忘れていることなんです!

 

□たのしかった時期

始め、プログラミングコースではHTMLやCSSについて学びました。

最初はどうすればいいのかなとかここ変えたらいけそうとか考えながら、ウェブサイトのデザインをしていました。

初めてのことで、難しいことだらけだったのですが、だんだんできるととても楽しめるんです!

 

無限の可能性が広がっているような気分にさえなってしまいました。笑

自分でやって、できるようになるとうれしい。

だから、またやる気がでる。

ちょっと難しかったら、なおさらやる気が出る時もありました。

このスパイラルにはまっていい気になっていました。

 

□つらくるしかった時期

見た通り、そんないい気分になっていた私にも辛くて苦しい時期が到来しました。

楽しくない、楽しくない、楽しくない、楽しくない…。

新たな分野に入ると、こんなことをずっと思っているときもありました。笑

 

では、何が問題だったのか考えてみました。

端的に言えば、問題が解けないのがつらくるしかったです。

特技にも書いている通り、ナンプレがとても好きなんです。

なんで好きかって、難しいほど時間はかかるけれど、答えはひとつに決まっているからです。

謎を解き明かしたぞみたいな達成感が心地よいんです。

早く解ければ爽快感もあって一石二鳥みたいな。

きっと、勉強でも問題が解けるのが楽しい質なのかもしれないです。

 

そんな私からすれば、習ったこともない問題を急に解くのはすごくつらくるしいことだったんです。

 

□つらくるたのしい時期!

そんなことをマネジャーに相談したら、とってもためになることを教えてくださいました。

 

簡単に言えば、まだインプット段階なんだと。

そんなん解けないに決まってるよって。

インプットしてインプットして、やっと解けるようになった時が楽しい時期なんだと。

 

ハッとさせられました。

いやいや当たり前でしょそんなことって思いますよね。笑

 

これ、意外と忘れてしまうことで、なんなら自分から忘れたがっちゃうことなのかもしれないです。

例えば、専門書で、初学者向けの本とかよく売ってますが、0から理解できることほとんどないんですよね。

もちろんすべてそうではないです。

 

でも、あれ、著者が初学者の心を忘れているように感じるんです。

まあこのくらい言っても分かるでしょ、ていうか分かれ、みたいな。笑

思い返せば、勉強でも、ナンプレでも、運動でも、できなくて苦しいことあったんです。

だって慣れてないし、なにも知らないし。

いまそれができるのは、前の自分が頑張ってくれたからなんです。

 

でもやっぱり、その辛いときって、みんな経験したくないはず。

だから、忘れて、初めからできたかのような気持ちになっちゃうのかもしれません。

以前、社員さんにも言葉をいただきました。

なんでできないかではなくて、どうやったらできるかを考える。

はじめて聞いたとき、これまた衝撃的でした。

 

プラス思考を言葉にしただけなのに、やっぱり自分に欠けているものだったためかもしれません。

 

□まとめ

やっぱり初学者としてできないのは当然だと実感しています。

それはみんな経験からも分かることです。

そこを乗り越えたから、自分の得意なものや好きなものがあるんです。

私自身も、新しいことへの挑戦を前向きな気持ちで行っていきます。

 

みなさんもつまづいたことがあったら、いろいろなものを思い返してみるとよいかもしれません。

最後に、ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

あなたがやる気を失っていたら、ぜひ思い返してほしいことを書いてみました。

そんなあなたの、何かしらのモチベーションになればうれしいです。

 


この記事を書いた人

京都大学インターン

五味唯美