こんにちは、マーケティング京都土曜日チームマネージャーの神野凌太郎です。
立命館大学情報理工学部の2回生です。
未来電子に来て3ヶ月目になりました!
今月からマネージャーに昇格して、メンバーのタスク進捗状況をマネジメントしています。
その傍らで僕は、某中高生に大人気のアパレルショップで1年半、ショップ店員として働いています。
そんな僕が、マネージャー業務とアパレルの接客に共通点を見出しました。
そこで今回は、マネージャー業務とアパレルショップの共通点について紹介したいと思います。
ファーストアプローチ
みなさんは、服を買おうと思ったときや「何かええ服ないかな?」と思って服屋さんに入りますよね。
その時、
「よかったらご試着できるんでおっしゃってくださいね。」
「サイズお出しするのでまた声かけてくださいね。」
と店員さんから言われたことはないですか?
これをアパレル業界ではファーストアプローチと呼んでいます。
ファーストアプローチの目的は大きく分けて2つあります。
・お客様に長く滞在してもらうため
・接客のきっかけを作るため
僕はこの2つの目的のために、いろんな人にファーストアプローチをしまくります。
(たいてい嫌な顔をされることがほとんどです笑)
ファーストアプローチでのお客様の反応によって、購買意欲の有無やその人の性格、タイプがだいたい分かります。
それから、その人に合わせてセカンドアプローチの方法を頭の中で模索して、実行します。
セカンドアプローチでは、お客様のファッションに対する意識や何を求めているのかを引き出して、購入につなげます。
これは、マネージャー業務でも同じだと僕は思っています。
未来電子では、毎月チームのメンバーが入れ替わります。
そのため、チームメンバーは初めましての人がほとんどです。
初回面談では、初めましての人の心をつかむためにアイスブレイクが設定されています。
そうここが共通点です!
アイスブレイクは、ファーストアプローチとそっくりなんです!
アイスブレイクの結果次第で、メンバーと僕の今月の信頼関係が決まります。
まず、僕はメンバーと僕の共通点のきっかけを探しました。
例えば、僕は情報系の学部なので、プログラミングを勉強しています。
今月のメンバーは3人中2人がプログラミングコースを受講していたので、プログラミングについてとことん喋りました。
プログラミングという共通点からセカンドアプローチに近づけるのです。
また、ファーストアプローチの段階でメンバーの性格やビジョンをだいたい推測しておきます。
それから、セカンドアプローチで内層心理を探っていき、目標を設定して達成してもらうのです。
クローズクエスチョンとオープンクエスチョン
クローズクエスチョンとは、「はい」か「いいえ」で答えられる質問のことで、オープンクエスチョンは答えられない質問のことを言います。
アパレルの接客の鉄則では、オープンクエスチョンをできるだけお客様に投げかけてニーズを引き出します。
みなさんの中に、「服を買うつもりがなかったのに接客をされてついつい買ってしまった」なんてことありませんか?
おそらく、その店員さんはオープンクエスチョンを多用していたと思います。
オープンクエスチョンでニーズを引き出し、最適な服のコーデを提案したのです。
それに乗せられたあなたは、まんまと服を買わされてしまったというわけです。
マネージャー業務も同じです。
メンバーのニーズをできるだけオープンクエスチョンで引き出し、最適な計画プランを提案します。
たぶんマーケティングのインターン生の中で、60000字も書くつもりなかったのに気づいたら執筆していた!なんて経験されている人が絶対います。
先月の僕がそれです。
50000字の執筆目標を自分で掲げていたものの、
「ゴールデンウィークあるし、無理やろ」って本気で思っていました。
しかし、先月僕の担当だった優秀なマネージャーさんが目標を達成できるように僕を上手い具合にコントロールしたのです。
言い換えると、オープンクエスチョンを多用して目標に対するモチベーションを引き出したということです。
つまり、マネージャーはいかにモチベーションをオープンクエスチョンで引き出すかが大切です。
まとめ
今回は、アパレル接客とマネージャー業務の共通点を紹介しました。
まとめると、
・ファーストアプローチが結果を左右する
・オープンクエスチョンでいかにニーズを引き出すかが重要
この2点が最大の共通点です。
ただし、アパレル接客は何回もトライできるのに対して、マネージャーはメンバーのインターン生人生を大きく変えてしまいます。
マネージャー業務は責任のある重要な仕事だということです。