初めまして。アナリストチームに所属しています、立命館大学の4回生松本健吾です。
今回は私が育った特殊な環境についてご紹介していきます。
わたしは生粋のおじいちゃんっ子で、かなりの田舎で育ちました。
わかりやすく説明すると、今から3年前まで携帯の電波が届かないような地域です。
まさに秘境ですね。
街灯はなく月のあかりのみが道を照らし、動物の鳴き声が響くような田舎でした。
そのような地域で育った私は、おじいちゃんに様々なことを教え込まれてきました。
今回は、私が教わった様々な役立つ知恵についてご紹介します。
毒草の見分け方
私のおじいちゃんは、毒草を見分ける知恵を持っています。
その方法は口に入れて痛みや不快感、吐き気を感じたら毒草という、論理という言葉からはかけ離れた方法です。
もちろん私もこの方法を叩き込まれました。
特に、印象深いものとしては紫陽花です。
紫陽花を口にした際に、口の中に痺れと異常な苦味、渋みが広がり始めます。
(絶対にマネしないでください)
そして、すぐに体が受け付けなくなり、吐きます。
実は、紫陽花の葉っぱは毒草として、有名であり口にすると過呼吸や痺れ、興奮などの異常をもたらし、最悪の場合死に至る毒性を持ちます。
このように植物に関する知識がない場合は、口に含むことで毒草かどうかを見分けることができます。
天気の読み方
私のおじいちゃんは農業を営んでおり、農業にとって最も重要なのが天気です。
この天気は天気予報だけではなく、前日の空の様子や鳥の飛び方、昆虫の動きからある程度予測することができます。
以下では自然の情報から天気を予測する方法について紹介します。
鳥が低く飛ぶ
これは雨を予測する方法として最もポピュラーな方法です。
特に小さな鳥が低い位置を飛んでいる場合は、雨が振りやすくなると教わりました。
これは昆虫が雨を感じ低い位置で活動するため、鳥がそれに合わせて低い位置を飛ぶからです。
満月
信じられないかもしれませんが、満月の次の日は雨になりやすいです。
ただし、私のおじいちゃんが見つけた持論なため、確かな根拠はわかりません。
アリの大移動
アリが巣を移している場合は、大雨が来ることを意味します。
特に、アリの巣を高い場所に移している場合が要注意です。
森で迷った際の対処法
森で迷った際に、絶対にしてはいけないことは、通りやすくなっている道を通ることです。
これは、獣道という動物が使う道になっていることが多いからです。
この獣道をたどると、動物の縄張りをうろうろすることになり、森から抜けられなくなる可能性が高くなります。
まず森で迷った際は、森の状態を見ます。
特に森が同じ木で構成されている場合や、等間隔で木が植えられている場合は人の手が加えられているため、助かりやすくなります。
もし、人の手が加えられている痕跡が見つけられない場合は、山の谷あいを目指すことが重要です。
水の確保ができるのと、川の下流部分には人が住んでいることが多いからです。
まとめ
今回は自然の中で役立つ様々な知恵についてご紹介しました。
多くの人にとって必要のない知恵であることは間違い無いです。
しかし、このような知恵は自然を身近に感じることができなくなった現代人にとって必要な知恵や感覚では無いでしょうか。