こんにちは!
プログラミングコースに所属している、神戸大学国際文化学部の廣瀬大斗です。
プログラミングに関わらず、何かを勉強する時ってアウトプットが大切だ、とよく言われますよね。
ですが闇雲にアウトプットしてもなかなか定着しない、といった経験をしたことがある人も多くいるのではないでしょうか?
ここでは、僕が実践して定着率が大幅にアップしたと感じたオリジナルのアウトプット方法を紹介したいと思います。
Pages(Word)で簡潔に整理する
Progateやドットインストールで何らかの言語を一通り終えたら、テキストエディタを使ってコードを書いてその言語の練習をします。
これはプログラミングを勉強している人ならみんなそうですよね。
では、様々な用語名やコマンドなどのひたすら覚えるものならどうでしょうか?
僕はこういった暗記事項は、Pages(Mac版のWordのようなもの)に書いています。
ただ参考にしたサイトや本を写すだけではなく、理解していることを噛みしめながら簡潔に書いていきます。
おすすめは箇条書きです。
あとでQiitaにアップするので丁寧にこしたことはありませんが、この段階では人に見せるものではないので、自分が分かる程度の乱雑な書き方をしても大丈夫です。
僕もそうしています。
数日間温めておく
エビングハウスの忘却曲線をご存知でしょうか?
人間がどのようなペースで復習すると最も効率よく記憶を定着させることができるのかをグラフで表したものです。
一度は見たことがあると思うので、ぜひ検索してみてください。
このグラフによると、ベストな復習期間は最初に覚えてから1日後、3日後、1週間後と続いていきます。
Pagesに書いたのが覚えてから3日後だからさらに4日後にQiitaにアップしよう、といった感じでこのグラフに則って、書いてからQiitaにアップするまでの間隔を決めます。
こうすることで効率よく記憶を定着させることができます。
さらに、通常では同じ内容を3回も4回も復習するのは少し億劫になってしまいがちですが、PagesやQiitaを利用することで復習のバリエーションが増えて、モチベーションの低下を防ぐこともできます。
Qiitaにアップする
寝かしておいてQiitaにアップする日が来ました。
この時、ただPagesにまとめた内容をコピペして貼り付けるだけでは復習にならないし、そもそも乱雑にまとめてあるので人に見られてもいいレベルではありません。
Pagesをなるべく見ないようにしながら、簡潔に分かりやすく書いていきましょう。
これはテキストエディタで一度書いたコードをアップする場合も同じで、QiitaのMarkdown機能を利用してプログラムをもう一度自力で書いてみましょう。
こうすることで、復習が完了します。
また、一般公開であるため、もし間違っている箇所があれば誰かが指摘してくれます。
これもQiitaを利用するメリットのひとつでしょう。
まとめ
以上が僕がやっているアウトプットです。
エビングハウスの忘却曲線に合わせて、アウトプットや復習を織り交ぜた方法です。
未来電子のプログラミングコースのインターンでは、月に何度かQiitaの記事を執筆するという課題があり、これはその課題を有効活用しようとした結果思いつきました。
人それぞれ自分にあったアウトプットや復習方法があると思います。
いまそれらがまだ見つかっておらず模索している人は、ぜひこの方法を一度試してみてください。