はじめに
こんにちは。京都大学教育学部4回生の青木俊哉と申します。
現在はマーケティングチームに所属しており、ライター業務を行っています。
また、プログラミング教養コースにも所属しています。
今回はプログラミング教養コースを通して得られたものについて書きます。
しかし、プログラミングを始めて実はまだ1か月も経っていません。
そのため、習得した知識はHTMLとCSSの基本的な使い方のみです。
そこで今回は、習得した「知識」についてではなく、プログラミングを学ぶ中で得られた「気づき」について書こうと思います。
プログラミング教養コースの内容
まず、これまでプログラミング教養コースでどんなことをしたのかについて、ざっくりと説明します。
上にも書いたように、まずはHTMLとCSSについて学びました。
基本的なコードの書き方を学び、その後、実際に手を動かしてホームページを作ります。
また、ホームページを作る際には「ヒント」と「答え」を見ることができます。
「ヒント」には、そのページを作るために必要な手法が書かれています。
例えば、画像を表示したい場合には「img」を使うといったことが書いてあります。
「答え」には、そのページを作る際のコードが載っています。
言い換えれば、「答え」をそのまま写せばホームページができあがります。
プライミングを学ぶ中で失敗したこと
実際にホームページを作る際、私は自己流でやろうとしました。
具体的には、「答え」を見ずに「ヒント」だけを見てホームページを完成させようとしました。
結果として同じホームページになれば、答えと違っていたって構わないと思ったのです。
ここで、この考え方が全く間違っているわけではありません。
確かに、アウトプットが同じでもコードが違うということは十分あり得ます。
しかし、全くのプログラミング初心者がやるべきことではありませんでした。
どうしても上手くいかなかった際、「答え」を見ても何が間違っているのか分からなくなってしまったのです。
そのため、最終的には「答え」を見てコードを全て書き直しました。
□失敗から得られた気づき
確かに自分で模索してみるのは大事です。
最初から答えを写していては力がつきません。
しかし、初めから自己流を貫き通そうとすると失敗します。
それはプログラミングの基礎が身についていないからです。
その状態では、上手くいかないときにどこが間違っているのか分からなくなります。
ここで私は「守破離」をいう言葉が心に浮かびました。
まずは型を身につけ、その後で身につけた型を壊すという考え方です。
そして、プログラミングにおいてもこの考え方が通用することに気づかされました。
つまり、まずは答えにそってコードを書くことで型を学ぶことが大事だと学びました。
そうして型がしっかり身につくと、ようやく自分なりにわかりやすいコードの書き方を研究していけるのです。
まとめ
今回、プログラミング教養コースを通して得られた気づきについて書きました。
ある人にとっては当たり前のことだったかもしれません。
一方、ある人にとっては反論の余地があるものだったかもしれません。
しかし、この気づきは私にとっては大きなものでした。
プログラミングのみならず、様々な場面でこれから守破離を意識した行動をとっていこうと思います。